先日の京都精華大学での講義で参考にした、沖縄の音楽の本がこちら。
民謡研究誌の発行やラジオ番組の司会でも知られる、在野の研究者・仲宗根幸市氏の名著です。
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①『「しまうた」流れ』は、沖縄の音楽を民謡・古典音楽・古謡・新歌などに分類、それぞれの成り立ちや役割をわかりやすく解説。
②「南海の歌と民俗」では、古代まで遡る民謡の起源、八重山・宮古・奄美までの歌の比較や遷移など、さらに深掘り。
③「恋するしまうた 恨みのしまうた」は、沖縄の木やり歌「国頭サバクイ」や道化師「チョンダラー」、奄美の哀歌「かんつめ節」や怪談「いまじょう小」などの謎に迫る研究書。
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沖縄の音楽は、聴くだけに留まらず、歌詞の意味やその背景を知ればもっと楽しくなります。
地理や歴史、暮らしや風習、食べ物からラブストーリーまで、音楽の扉の向こうに広がる沖縄文化の世界に、仲宗根氏の本でぜひ触れてみてください。
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