《…キリストは,ヨハネ福音書14章以下の「最後の遺訓」において直弟子たちに向かって,「汝ら何を求めようとも,我が,神の霊がそれをなすであろう。そのことによって,神は栄光を受け給う」と言われました。神は現象的なものではありませんから,肉眼で見ることはできません。けれども,あなたがたに望む心が,求め心が起きることを通して,キリストという偉大な守護神が,その願いを実現に至らせる。それによって神の栄光が現れる,ということです》
《私たちは,願うことなくして向上しません,進歩しません。キリストの霊が助け給うこともありません。求めることを否定し,あたかも諦めることが信仰であるかのように説くキリスト教的迷信,私はあえて「迷信」と言います。そのような迷信から解放されることを願います。そして皆さんが,活き活きとして生活なさるように願います》
― 手島郁郎(1961年)
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✝️ 基督信仰 - 《実り豊かな刈り入れの時期,まずこれを心に描く。描いてやりだした人は,ほんとうに実り豊かになります。しかしそれをしないで,でたらめに種をまいていたら実らないのが当たり前です。一年の最後に,「実り多い一年でした」とお互い言って喜び合う,そういう姿を,イメージを,まず自分の心にはっきり具体的に描くことが大事です》
《キリストは,「汝の願いのごとく,汝になれ」と言われました。信仰とは,願に生きることです。衝動的に,行き当たりばったりに生きるのでない,神に大きな願を懸けて,それに向かって進んでゆくことです。また,「祈るときは,得たりと信ぜよ」とも言われました。病気が治った時の,嬉しいようすを思い浮かべてもよい。得たりと信じて,それを心に抱いて,じーっと温めて,尊んで生きるならば,やがてそのごとくになります》
《…あなたの夢を否定したり,理想を引き下げようとする人たちと交わるのをやめなければなりません。そうでないと,いつの間にか,あなたの夢や理想は〔サタンに〕奪われてしまいます》
― 手島郁郎(1964年)