【8月のnote投稿】
ショートショート『解剖所見』
https://note.com/yzk_anotherworld/n/nd9ff913cbc51
詩『身体論、あるいはヘレンの水』
https://note.com/yzk_anotherworld/n/nc9bfbc94a35e
短歌十首『残暑って何?』
https://note.com/yzk_anotherworld/n/n23add93aa462
詩『人類みなきょうだい』
https://note.com/yzk_anotherworld/n/n8e360f833e42
詩『善人』
https://note.com/yzk_anotherworld/n/n6580184870dc
詩『エクスタシー』
https://note.com/yzk_anotherworld/n/n46622f629ff0
詩『嘔吐』
https://note.com/yzk_anotherworld/n/nea99889320c9
詩『十三階段』
https://note.com/yzk_anotherworld/n/nd8560bdab343
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翌日、世界は大騒ぎだった。
『奇跡の虫現る!天然のクーラー!』
『気候変動に希望の光!』
この"虫"は暑さに苦しむ地域に現れては冷気を送り、気温を下げていた。
一部の人間は、この"虫"のせいで氷河期が来ると警戒したが、この"虫"の活動で地球の気温が返って下がりすぎるということもなかった。
突如現れた"虫"によって人類が気候変動、地球温暖化から救われて数年後…。
NASAが緊急の会見を開いていた。
「信じられないことですが、月面で火山活動が観測されました…」
「月の温暖化という奇怪な現象は数年前から確認されていましたが、このペースでは月が……燃える星になってしまいます…」
月が太陽になる…。
異変を前に世界の天体観測網が月面に向けられ、月にあるものが繁殖していることに気付いた。
それは大量の"虫"だった。
こちらの"虫"はどうやら熱気を、地球で蓄えた熱を放出する虫だった。
「なるほど月の虫は…室外機か…」
かくして地球は、人類は、第二の太陽に飲み込まれた。
#ショートショート
『群れるクーラー』
ある所に今年の夏もクーラーなしで乗り切ってやるぞ!と張り切る男がいた。
クーラーを用意する金自体はあるのだが、世間に指図されると返って反発して買わないことを選ぶ困った男だ。
しかしこの災害級猛暑を前にしてはやはりそろそろ限界だった。
「流石に買うか…しかし」
扇風機をガンガン回した部屋で男が汗だくになっていると、ふわふわした雪玉のようなものが何個もどこかからか漂ってきた。
男が「雪玉」をつまみ上げるとそれは見たことがない"虫"だった。
男は気持ち悪がってすぐに「雪玉」を放り投げたが、あることに気付いた。
「妙だな、部屋が涼しいぞ」
調べてみるとどうもこの"虫"が冷気を送り出しているようなのだ。男はとても喜んだ。
「これは神様の贈り物か?それとも気候変動に適応した生物の進化か?こいつは天然のクーラーなんだ!」
男はこの"虫"を皆に分けてやろうと外に駆け出して気付いた。
「なんだ、この虫あちらこちらに飛んでやがる」
刀身のきらめきに一歩退がる。柄に手をかけた。
美しい反りと妖艶に月光を反射するそれは、東の国に伝わる武器……男はぎりっと歯を鳴らして両刃剣を引き抜いた。
刹那、風が一陣過ぎた。あっと眼を見開いた時には遅く、鉄を被った頭がぽんっと夜空に跳ねた。縮れた長髪が血液と共に舞う。
どんっと鈍い音を経てて地面に叩きつけられ、幾らか転がった。その後に自我を失った胴体が理に従って崩れた。
刀に伝う鮮血を払い、鞘にすっと這わせてからしまった。ちんっと小さく音が鳴る。
足音もなく歩き出す。黒い着物の裾が舞い上がり、夜に紛れて行った。
世界のおわり
久しぶりに外に出ても、誰にも会わなくて部屋に戻る。
「どうだった?」
「だめ。誰もいない」
地球が滅亡するというニュースを聞き、避難しない選択肢を選んだ。ジタバタしても始まらないと思ったのもあるし、正直、部屋から出て避難シェルターに行くのも怖かったのだ。
「みんな、どこ行っちゃったんだろうね」
わたしは引きこもりだ。そして、一緒に住んでいる彼女も。地球が滅亡する時間になっても何も起きなかった。だから、わたしは意を決して外に出てみたのだけれど。
静かすぎる街は殺伐としてはいるけど、どこも壊れたりしていないし、以前と変わったところはない。ただ、人っ子一人いないというか、近所でよく見掛ける野良猫の姿も見られなかった。
みんな、シェルターに避難したのかと思って、勇気を振り絞って行ってみたけど、そこにも誰もいなくて。
「二人ぼっちになっちゃったね」
どこか嬉しそうに笑う彼女は、心に闇を抱えている。
二人ぼっちの世界。そう考えて目眩がした。
いや、二人ぼっちじゃなくて、この世界にいるのは、今はわたしたちだけ、そうだよね?
誰かそうだと言ってよ。#小説 #ショートショート
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この胸の高鳴りはきっと気のせいだ
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書く習慣アプリのお題『とりとめもない話』で書いた散文を400字にまとめ、以下のサイトへ投稿しました。
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400字小説(ショートショート)を星空文庫へ投稿しました。後ほど分かりやすく投稿しますが、テスト送信させてください。
朝起きたらペットが美少女になっていたんだが
ファンタジー/ラブコメ/ラノベ風/擬人化/わんこ♂
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くるっぷ
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