つまり、軍事革命によって兵士一人ひとりがみんな同じくらいの戦力に均質化し、産業革命によって天才的で文化資本に恵まれた職人も文字すら読めない工員もさほど生産性に違いがほとんど出ないというような時代に突入した(勘違いされがちだけどラッダイト運動時代の”職人”ってのは結構エリートでそこが没落したのが産業革命 要するに当時の”職人”ってのは”産業界の騎士”だったということや)
この「下部価値の平等化」があって、近代的な「上部価値の平等(民主主義)」が条件を満たして成立したということだ
逆に言うとこの流れは必然でも永遠でもなく、この「下部価値の平等状態」が崩れれば、簡単に「上部価値の平等」もまた崩れるということが考えられる
そしてAIやロボットによってそれら「下部価値の平等状態」がガタガタになっている時代なら、「上部価値の不平等化」、つまりは前近代への非民主的な方向への逆コースが起こりうるのではないか?
そうなれば、その時代に政治的権勢を得るのは #ドン勝社会 の中で #シンケン闘争 を勝ち抜いて「AIの支配権」を独占した者になってくるだろう