すっかり #ジャニーズ問題 が #ジャニーズ自警団 の #ジャニーズリンチ の様相。
大きな論理破綻を起こしているのが、「ジャニー喜多川の問題をメディアも隠蔽した」と言いながら「ジャニーズのCMを打ち切る企業を賞賛する」人たち。大企業の広報宣伝部門は芸能界と直接接する仕事なのだから、ジャニー喜多川の噂を知らずにいるわけがない。知っててたけど、自社の商品を売るためにジャニーズをCMに出すという選択をしてきたわけで。
だからメディアや広告代理店を責めるのであれば、大手企業も批判の対象になるはず。しかし今になってジャニーズ切りをした企業が、ホワイト企業かのように扱われている。彼らの中では、コンプライアンスに不備があった企業が、コンプライアンスを守る企業のように180°ひっくり返っている。
なぜこうなるかというと、最初に書いたようにこれがジャニーズリンチ、「弱いものを叩く」という状況に陥っているからなのだろう。ジャニーズを叩ければよいという暴走した正義で、ジャニーズをぶん殴ってくれるなら、ジャニーズを支えた企業でも今は味方だと。
でもこのやり方で、まともな道が開けるようには思えないな。