「ジョブ型」と「メンバーシップ型」の採用は正反対のものではなく、補い合うもの。
候補者のレベルが高くなればなるほど、「ジョブ型」で要求する技能と「メンバーシップ型」で要求する技能(コンピテンシー?)のバランスがどれだけうまく取れているか、どちらかのの技能の「譲れないレベル」をクリアできているかが、結果を大きく左右することになる。
「奏者選定のシステムについて事務局長ブラーデラーは「(採用基準は)演奏技術だけでなく、いかにウィーン・フィルの音楽に合うか、伝統的な音に調和できるかが大きな要因だ。つまり、我々の一員として演奏できるかどうかが、最も求められる資質だ」と述べている。」
「ひとりの演奏者として演奏技術が優れているのはもちろんのこと、他の奏者と調和する音と表現力を兼ね備えていることを高い水準で要求する。それがウィーン・フィルのオーディションである。」
#採用 #ウィーンフィル #ジョブ型 #メンバーシップ型
https://diamond.jp/articles/-/317953
トップが掲げるビジョンを実現できるような制度的な枠組みをつくるのは大事。そして、メンバー1人ひとりがその思いを抱くことができるように、その制度を運用することも大事。
「経営トップが「終身雇用と年功序列の時代はおわった」と訓示しても、人事報酬体系は旧態依然という企業は多い」
人材マネジメントの最初のクラスでは、トップのビジョンは生のシイタケ、そのエッセンスをギュッと凝縮した制度的な枠組みが干しシイタケ、これをぬるま湯でもどして具材を煮込むように、日々の仕事の中で制度を機動的かつ柔軟に運用することで、トップのビジョン(出汁)がしみこんだおいしい筑前にができる、と説明しています。