だから、金原ひとみ氏の連載小説だったかと思いますが、
高邁な理想論を述べる親と、それに対して「宗教だ」といらだつ子と。
親の話すことは全く正しいと思うのですが、いささかナイーブで。
そのいらだっている子も実は同族で、思い通りにならない理想に対してやり場のない感情をもっていて、怒りになるわけです。
それで結局、問題はなんなのかと考えるに、人類ひとりひとりが当事者意識をもち自己客観視につとめて責任感のある行動をとるという #デモクラシー の完成形の社会への理想をもちつづけることは必要でしょう。
しかし実際には、ヒトは完璧ではありえず、人類70億をはるかに超えるほどいるわけですから、理想を完璧に達成することは不可能。
けど、目指し続ける。(それに対して世界の風潮は、封建主義への退行。 #ポストモダン はプレモダンへの退行。モダニズムに燃え尽きちゃったんでしょうか?)
だから、常に理想と現実にギャップがあり、そのギャップに対してどう向き合って、何をやれるのか?
そのとき #芸術 がひとつの選択肢であり、 #文学 もそこにあるわけでしょう。
#デモクラシー #ポストモダン #芸術 #文学 #純文学 #小説 #小説書き