今回紹介するのは蔡文姫:蔡琰の『悲憤詩』だハッスル。
蔡邕の娘で南匈奴に攫われ十二年、二人の子供を産んだ境遇の女だハッスル。曹操は、蔡邕の家が耐えるのを防ぐため彼女を買い戻したんだハッスル。『悲憤詩』は彼女の匈奴との間に生まれた二人の子を想う作品だハッスル。
悲憤詩(抜粋)
私に迎えが来たということは
境遇から開放されるということは
子どもをこの地に
捨てなければならないということだ
私の血を分けたこの子たちを
永遠に失うことになる
遥か彼方で生き死にも分からなくなる
そんな別れの言葉を私は知らない
子たちは私を抱き
どこへ行くのかと聞いてくる
周囲の人間が母はもう去ると
戻っては来ないと告げる
子はひどく悲しみ
優しかった母がなぜと嘆く
私たちはまだ子供なのに
私たちはまだ大人になっていないのに
私たちのことを考えてくれないのかと
子たちの言葉に全身が引き裂かれ
内蔵が散り散りになる
ものを考えられずぼんやりと
まるで発狂したか馬鹿のように
ただ号泣し手をさするのみ
出発しようとする度に躊躇う
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