#パッチギ LOVE & PEACE を見た。2007年の公開作品。日本でよくこんな映画を作れたもんだと感心する。井筒監督をはじめとするスタッフ、出演者の勇気をたたえたい。
日本人が無意識で持ってしまう差別心がよく描けている。
日本人にとっては耳の痛い話で、今はもう作れないのではないかと思う。韓流ブームの残滓があったから作れたのではないか。
Wikipedia での記述のキツさやyahoo 映画の評価の低さなんかを見ると、その差別心が実感できる。
wikipedia に映画に対して批判的な論評だけを載せるとか、yahoo映画で低く評価するのは、その人の自由で厳密には差別とは言えないが、そういうソフトな悪意が積み重なると差別としか言えなような状況が生まれる。つまり、積み重ねによってその悪意に力が生まれて、それは差別である。
ところでネトウヨは、自分たちは差別をしていないというスタンスなのか、それとも差別をして何が悪いというスタンスなのか、どちらなのだろう。