岩波『図書』8月号、寺地はるな著「モモとわたし」を読む。寺地氏の通っていた小学校の図書室に、人気あるエンデの『モモ』が差してあると、それを借り、何度読んでも飽きなかったという。モモが他人の話を聞ける人で、ごちそうの描写がお気に入り。時間を気にしなかった子ども時代とは違い、時間に追われるようになった現代の日常生活において、自分の時間のせわしさと、どう向き合って折り合いをつけて納得していくか。寺地氏にとって『モモ』との邂逅が、納得感の得られる生活へのヒントとなっているのだろう。
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