観てきました。

この映画は「ミャンマー・フィルム・コレクティブ」という、匿名のミャンマー人監督中心に作られた非日常的日常の断片たち。

ここからちょっぴりネタバレ注意。
(観ると代金の半分がミャンマー支援に充てられるそうで
できるだけ目につきたいため隠さないで、できるだけ本筋に触れないよう書いていく)

SNSの映像も出て来る。
市民への暴力を撮りながら
「この映像はどなたでもお使いいただけます!」と叫ぶ声が
悲鳴の中に聞こえる。

また軍に向かって
繰り返し訴える誰かの母親。
それは言うまでもなく危険なことだ。

色々な資源が限られた中で作られてはいても、
文化的な香りはそこにあって、極限の苦しみはあって、犠牲もただごとではない。が、心の貧しさは見られない。

ここがなんなんだろう、と前にミャンマーのこうした映画を観た時にも思ったのだ。一回観たら心のなかに消えず残る余韻と情緒。美意識といってもいいだろう。

日本の視聴者に向けたコメントも。とても奥ゆかしいコメントだった。
そこにもやはり矜持を感じられた。

大阪・神奈川は今週金曜日までの上映ですので気になっている方はお早めに。

これからの上映館もまだまだ全国にありますのでよろしくお願いします。
theaters.jp/14474
(公式サイトの上映館ページです)

#ミャンマーダイアリーズ #myanmardiaries #映画ドン

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