【#九大理学部ニュース】ツクツクボウシの鳴き声の転調部に潜む生物学的意味
https://www.sci.kyushu-u.ac.jp/koho/qrinews/qrinews_230908.html
新作能「#桧原桜 」
1984年3月、道路拡張のため伐採さる運命にあった南区桧原の蓮根池畔の桜の木が、地元住民が詠んだ
花あはれ せめてはあと二旬 つひの開花をゆるし給へ
の歌をきっかけとして、花を惜しむ歌や句の短冊や色紙が次々と桜にかけられ「花あはれ」の市民の大合唱に広がりました。
加えて
桜花惜しむ 大和心のうるわしや とわに匂はん花の心は
という当時の進藤福岡市長からの返歌や、市民の善意の連鎖が実り、道路計画は変更され、桜の木は伐採から救われました。
行政と地域住民との心のキャッチボールによって築き上げられた<桧原桜>の心温まるエピソードを語り継ぎ、南区の貴重な文化資源の一つとして広く紹介することで、文化芸術や自然を愛する南区住民共有の心の資源としたいと考えた。
桧原桜救済のエピソードの特徴は「短歌」が用いられていること、古来より日本の花を象徴する「桜を愛する心」が中心となっていること。
これらの要素をより効果的に表現するために、日本最高の伝統芸能である「能」という表現方法を選んだ。
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