千路 · @chir0_b
18 followers · 1180 posts · Server be-lieve.hostdon.ne.jp

お題「まだ一緒にいたい」

高校卒業前で進路が分かれるふたりのことを思い浮かべたね…ウーッ 流川は遅くとも高校卒業後には渡米すると思うし、花道も絶対それを追っていつか渡米するんだけどそのタイミングはずれるかもしれないから……
同じコートに居られるのはあと何回?同じ街に居られるのはあと何日?ってカウントダウンが始まる中で、花道は意地っ張りと流川に先を越される悔しさとプライドで「寂しい」とか引き留めるようなことは言えないし、流川だって自分の望んだ道を進むから後ろは振り返らないしモヤモヤしたものはあれど寂しいという気持ちすらうまく言葉で自覚できてないかもしれない(流川がそういう繊細な感情の機微を自覚できるのはもっと大人になってからかも)
だから「まだ一緒にいたい」の言葉の代わりに日本を発つ前に「とっとと追いかけてこい、桜木」って発破をかける流川…
それはつまり「オレは先に行く」「だからてめーが来い」「そうすればまた一緒に居られるだろ」って話なんだよなあ!!
言葉が素直じゃねえ!!!(だがそこがいい)
寂しいとか一緒にいたいとかは言わないけど、日本にいる間にくっついた流花なら、アメリカに行くために空港に行く直前許される時間ギリギリまでふたりでいる(言葉にしないけど名残惜しむ気持ちが滲んでいる)、みたいなのもメチャメチャ萌…

#今日のお題

Last updated 1 year ago

まだ一緒にいたい

#今日のお題

Last updated 1 year ago

復刻版

疲れた君の癒し方

#今日のお題

Last updated 1 year ago

スーヤン · @Suyan
10 followers · 178 posts · Server be-lieve.hostdon.ne.jp

カメラロールに増える君の写真
零←晃←スバ

「ねぇガミさん、こっち向いて!」
大きな声で彼を呼ぶ。
文句言いながらも振り向き、ポーズ決める姿は様になっている。
パシャリと音のなるシャッター音。
今日も増える彼の写真。
愛犬レオンと一緒に映ったり、大吉と遊んでる姿だったり、今日みたいに何気ない日常の風景だったり。それを撮り始めたのはいつ頃からだろう。確か1年の終わりの頃からだった
でも、もう2年も続いている行為は明日で終わりになる。

彼は今、大好きな先輩の元で笑ってる。そんな笑顔は1度たりとも俺に向けられることは無い。
卒業してから各々活動も変わって、一緒にいられることは少なくなる。寮はあれど、部屋は違うから関わることは無い。
だから、最後だ。もう終わり。これ以上撮ったら、諦めがつかない。
大きな声で、最後にもう一度。
「ガミさん、朔間先輩!」
俺の声に2人は振り向く。
「ほら、2人!笑って笑って!」
すると、2人は互いを見つめて、カメラに向かって笑顔を浮かべる。
パシャリと音のなるシャッター音が、この時間を終える合図だ。
先輩だけに向けられる笑顔が、最後に向けられて悲しくなる。目を瞑り、一旦心を落ち着かせ、いつも通りに振る舞う。
「うん、いい笑顔☆
おふたりさん、ありがとね!」
大きく手を振り、走り去る。

涙なんて流さない。
「好きだったなぁ…」
俺の声は、風の音で消えるような弱々しい音になっていた。

#今日のお題

Last updated 1 year ago

カメラロールに増える君の写真

#今日のお題

Last updated 1 year ago

これだけは君にも秘密だったのに

#今日のお題

Last updated 1 year ago

スーヤン · @Suyan
10 followers · 175 posts · Server be-lieve.hostdon.ne.jp

変わりたい自分、変わって欲しくない君

ずっと強くなりたかった。
ビーマに勝つためにありとあらゆる手段を用いて戦った。卑怯な手段は俺の十八番でそれはもう、性に合っていた。
俺と正反対の戦い方をするビーマ。強くて、正しくて、何より格好いい。どんなに手を伸ばしても届かぬ存在で。
─だから、俺は頑張って。
でも、お前はなんで、卑怯な手を使った。ルールを破った。
そんなのはお前では無い。お前はただ、強くて、正しくて、格好よくあるべきなのに。
卑怯な手を使うお前にはなるな。あれはそうだ、気の迷いであろう?それならば、わし様は許す。
お前にとってあれが、最初で最後の過ちなのだろう。
あんな手を使うお前を俺は見たくない。あんな手をもしもう一度使う機会があるのなら、その時はこっぴどく犯してやろう。何をやろうとしたか、それを身に染みさせてやる。
だって、それはわし様の得意分野だからな。

#今日のお題

Last updated 1 year ago

kazu · @kazu0
0 followers · 2 posts · Server pawoo.net

変わりたい自分、変わってほしくない君

#今日のお題

Last updated 1 year ago

ハニートラップ

#今日のお題

Last updated 1 year ago

久音 · @kuon_791114
13 followers · 4400 posts · Server be-lieve.hostdon.ne.jp

今日はいつも以上に仕事が重なり、深夜となってしまった。帰ってすぐ寝ればいい話だが、明日は早朝から仕事が入っている。ようは眠れない訳だ。
さてどうしたものかと璃月を歩いていると、ふと見なれた背中を見つける。
「先生!こんな夜になにしてるの?」
「あぁ、公子殿か。いや、眠れなくてな。散歩をしていたんだ」
先生が眠れないなんて珍しい。そう思ったけれど、元々神様の先生にとって睡眠は二の次なのかもしれない、と妙に納得してしまう。
「じゃあさ、夜付き合ってよ。俺も眠れないからさ、一杯。どう?」
「なるほど。それは付き合おう」
言質が取れて内心喜ぶ。眠れない日、普段なら鍛錬ばかりしていた。だが今日は先生の声が聞ける。それだけで十分だ。
「じゃあ早速先生の家に行こう。ツマミは適当に作るよ」
「それはありがたい。酒は良いものを出そう」
そういってお互い手を繋ぎ道を歩く。夜だからこそ出来ることだ。
そんな小さな幸せを喜びながら、先生の話に耳を傾けた。

#今日のお題

Last updated 1 year ago

久音 · @kuon_791114
13 followers · 4395 posts · Server be-lieve.hostdon.ne.jp

最近、寝れない日々が続いていた。
前にそんな日の中アルバンさんと泊まりになることがあり、その日はぐっすり寝れたことを思い出す。いやでもそれだけの為に声を掛けるのは失礼ではなかろうか。
トームストーンを弄りながら悩む。どうしよう。
「あれ、お姉さんこんな夜になにしてんの?」
悩んでいたら、知らない人に声をかけられる。夜にマケボ近くでトームストーン弄っていたら不思議に思うかな。
「いえ、知り合いに連絡しようとしてまして」
「じゃあ今フリー?よければ飲まない?奢るよ」
「あっ、いえ結構です」
断ってその場を立ち去ろうとして、まーまーと言われて道を塞がれる。どうしようか。
杖で殴ってもいいが、と思っていると、後ろから手が伸びて私の体は引き寄せられた。
「この子、俺の連れだから」
「あっ…、失礼しました!」
聞き覚えのある声に顔を上げると、アルバンさんがこちらを見て微笑んでいた。
「あ、アルバンさん!こんばんは」
「アイちゃん、こんな時間にどうしたの?」
その声に、眠れない事と以前一緒に寝た時寝れたことを伝えると、じゃあ一緒に寝る?と提案してくれた。

#今日のお題

Last updated 1 year ago

00 · @00
1 followers · 3 posts · Server be-lieve.hostdon.ne.jp

眠れない夜

シリアルキラーを引退した後、記憶がフラッシュバックして眠れなくなる夜が増えた。
冴のそんな告白を、恭之は黙って聞いていたが、内心色んな感情が渦巻いているのだろう、表情が複雑なものになっていた。
眠れないならまた殺せなんて言える訳がない。眠れない夜に恭之がしてやれる事として思いつくのは、体温を同じにして溶け合いながら夢の中まで一緒に居てやる事ぐらい。
それを望まない冴の心境も知っているので、鼓膜から沁み込んで奥歯の辺りで苦い塊になる冴の告白の声を、噛み潰す様に押し黙る。
抱き締めてそれで満足出来るのなら。いかに安直な手段で彼を宥めようとしていたのか、思い知る事となって恭之も一緒に病んだ。
「眠れない事自体は苦じゃないんすよ、翌日に響くのがちょっとしんどいっす」
何たってもう30代半ばなのだ、徹夜が厳しい年齢になっている。40代の恭之にはもう無理だ。一晩中抱き締めている事も出来ない。彼の安眠をどうやって呼び寄せるか。夜のリビングのシーリングライトは薄暗くしてある。
「眠れるまで起きてろって言うけどね」
やっと呟いた言葉がこれ。恭之は自分の言葉ながら、何の解決にもなっていなくて軽く絶望した。冴は白い横顔を心なしか翳らせ、薄い手で隣に居る恭之の筋肉質な二の腕を探った。
「抱き締めてもらって眠った時の事、覚えてんすよ」
「いくらでも抱き締めさせてもらうけど?」
「恭之さんに下手に期待させるのも申し訳ないなって」
項垂れる癖毛の頭。恭之は隣の細い肩を抱き寄せ、くしゃくしゃの黒髪の頭を自分の分厚い胸板に押し当てた。嫌がりもしない。本当は、こうして俺の体温に触れていたいんだろう? と恭之はもどかしく思う。
「ハグだけで良いから眠れるまで見ててくれません?」
目線だけ上げて冴は呟いた。微かに震える長い睫毛、心なしか蒼褪めた顔色。恭之は堪らなくなって冴の痩せた身体を両腕で抱きすくめた。
「眠れない夜ぐらい、俺に甘えてよ」
「期待させちゃ悪いから…」
「いーんだよ、冴さんがして欲しい事をする為に俺が居るんだから」
染み入る体温、平熱の高い恭之の体温。冴は小さく欠伸し、遠慮しながら恭之のごつい身体をハグし返してきた。
愛おしい、と思う。こんなに間近で彼を感じて、本当なら性欲が爆発するくらい好きなのに。冴にはそういった感情を受け止めるところがない。もう分かっているから、恭之は小柄な身体を抱き締めて溜息をつく。冴は安心したのか恭之に全身委ね、やがて静かな寝息を規則正しく繰り返す。
眠れないなら体温を分けてやる、性的な事抜きで。躊躇わず欲しがってくれ、と思う。今の恭之にとって、冴を癒せる事が一番の存在価値であり、喜びだった。

#今日のお題

Last updated 1 year ago

眠れない夜

#今日のお題

Last updated 1 year ago

久音 · @kuon_791114
13 followers · 4395 posts · Server be-lieve.hostdon.ne.jp

無心で作りすぎたタルトを見ながら、どうしたものかと考える。材料を整理するために作り始めたタルトが、まさかここまで数になるとは。
一部はマーケットに流したから問題はないと思う。が、端数が残っていてこれをどうするか。
タルト系ってあいつら食べるかなぁ、と思いながら小分けに包む。今日は確かアルトやナナシも居たはずだ。
気ままに森へ足を向け、いつもの所に顔を出すとアルネブが迎えてくれた。
「差し入れに来たんだけど、人数今いる?」
「いや、まだ誰も来てないな。なに作ったんだ?」
「……大量のタルト」
「タルト」
「そう、タルト」
そう言いながらアルネブに見せると、量に笑い1つ手に取り食べてくれる。味は普通だと思うが、と思いながら自分も1つ食べる。
「ん、美味い。でも量多くないか?」
「これでもマケボに流したんだよ…」
「ははっ、流してこの量か」
そういいながら食べるアルネブ。いつもの肉料理じゃないのに珍しいな、なんて思っていたら俺に向かって一言呟いた。
「アシェルの作ったもんはやっぱ食べたいだろ?」
…俺の料理ならなんでも食べるって発言にならないか、それ。

#今日のお題

Last updated 1 year ago

かっこいい瞬間 かわいい瞬間

#今日のお題

Last updated 1 year ago

久音 · @kuon_791114
13 followers · 4395 posts · Server be-lieve.hostdon.ne.jp

知らない人とアルバンさんが話している。のを、私は遠くで見つけてしまった。
今日はなんてことはない、良ければデートしませんかって声を掛けたらOKを貰えて自分なりにオシャレをして待ち合わせ場所に来たら、この光景だったのだ。
少しもやっとする。付き合っているからそこは堂々とするべきなのだろうけれど、それはそれとしてアルバンさんが私以外と話していることがもやっとしているのだ。
その感情に気がついて、少し苦笑する。だって昔だったらそんなこと思いつきもしなかったことだからだ。
スタスタとアルバンさんに近づいて、後ろからぎゅっと抱きしめる。話していた二人は驚いたのか私をじっと見つめてきた。
「アルバンさん、お待たせしました。…そちやの方は?」
「アイ。丁度今来たところだから気にしないで。…ちょっと絡まれてただけだよ」
「そうですか。…彼、私の彼氏なんです。声、掛けないで貰えますか?」
にっこり笑って言うと、声をかけていた女性は顔を真っ赤にして走り去っていった。
それでもなんとなく離れたくなくて抱きしめていると、嬉しそうなアルバンさんがキスをしてくれた。

#今日のお題

Last updated 1 year ago

独占欲サイン

#今日のお題

Last updated 1 year ago

スーヤン · @Suyan
10 followers · 175 posts · Server be-lieve.hostdon.ne.jp

ふたりの日常会話

いつも通り、この時間にドゥリーヨダナは注文する。
「A定食、ご飯大盛り」
それを対応するのはビーマ。
喧嘩などせず淡々と受け付ける。
「あいよ」
─これは2人の変わらない日常の会話

この2人は交際していると噂が流れて1週間。多くの人が2人に意識を向けたが、何も変わったことは見られなかった。
嘘か、真か。
それは当人にしか分からない。
通り過ぎる時はいつもと変わらず、睨み合い、時にはドゥリーヨダナが突っかかるのみ。
本当に付き合ってるのだろうか、と大半の人が思っている。勿論、私もその1人。このカルデアであるマスターの私が恋愛事情に突っ込んでみたが、これはデマだな。と落ち込む。

食堂の面々の様子を横目に見て、注文される
「大盛りB定食、デザート付で」
小声で言われたそれは少し違う注文メニュー。
受け答えするのは、勿論ビーマで。
「………あいよ」
空いた間など、気にならなくて。
ただ、燃えるドゥリーヨダナの瞳と耳の赤いビーマがいた。

ような気がするけど
「気の、せいだよね…?」

#今日のお題

Last updated 1 year ago

ふたりの日常会話

#今日のお題

Last updated 1 year ago