私にとって、短大生活イコール部活動だったような気がする。部は、私の中に能という新しい知識の風を吹き込んでくれた。そして、能というものを底辺に、かつ頂点にした三角形でつくられた友情は、かけがえのないものである。さらに、部長という責任ある仕事の中で、部を引っ張っていくという事は、自己中心的になりがちな私をいくらか変えてくれた。
部がなかったら、私は彼女の言葉に同意していたと思う。
「私には、能楽部があったから。」
(by嶋田)
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