昨日(4/21)の「コンディション・グリーン」の”かっちゃん”こと川満勝弘さんの訃報、心よりご冥福をお祈りします。
こちら「ロックとコザ」(1998)は、かっちゃんや喜屋武幸雄氏ら70年代オキナワン・ロックの牽引者達へのロングインタビュー集。
米軍統治下のコザの熱気が伝わります。
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熱気と言っても、それは大きな苦痛や悲しみと、それらへの抵抗から生じたもの。
「ロックとコザ」で語られる、米軍による恐ろしい事件や理不尽な生活。
写真集「KOZA ひと・まち・こと」にも、基地の街・コザの生々しい現実が刻まれています。
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また「時の眼ー沖縄」は、当時の沖縄の社会状況を写真と評論で読み解き、「基地で働く」は基地内での仕事に従事した人々の証言から、軍統治の意図を浮き彫りに。
かっちゃん達が直面した米軍統治下の苦しみ、それは現在の沖縄の問題とも直結します。
私達はもっと目を向け、知るべきでしょう。
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戦後、米軍統治下の沖縄に続々と建設された米軍基地。
こちら「基地で働く」は、当時その基地の中で働いていた沖縄の人々の証言集。
驚くのは、その仕事の多種多様さです。
例えば、基地建設の土木作業。
危険な火薬・毒物・アスベスト等を扱う兵器の製造・管理。
それだけではありません。
タイピスト・家政婦・軍人の子の通学バス運転手。
将校クラブのコックやボーイ・ウェイトレス。
米兵が遊ぶカジノやプールの整備員・アイスクリーム工場の工員。
ベトナム戦から帰ってきた血まみれの車両や不発弾の修理。
ベトナム戦用の謀略ビラの印刷。
CIAによる傍聴業務や、核施設での勤務。
さらに、山中でのゲリラ戦訓練のベトナム兵役まで。
人権侵害的な扱いや後遺症への補償も無い危険な作業が、平然と行われていた事に愕然とします。
そして日米どちらの国民でもない当時の沖縄の人々が、両国から皺寄せを受け、またアメリカの戦争遂行に都合良く使われていた事が見えてくるのです。
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