→ 後書きには、日本の軍拡への懸念と、子ども達に託す平和への願いが綴られており、その痛切なメッセージに心を揺さぶられます。
一方、1980年に書かれたこの懸念と願いが、今もそっくり通用してしまう日本の現状、私達自身の不甲斐なさに、胸を締め付けられる想いもするのです。
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→ 写真5〜8は、書籍に記された当時の沖縄の人々の声。
「(米軍統治時代は)貧苦と屈辱のありたけを味わわされてきた」
「日本人としての誇りを得るために、沖縄人としての誇りを捨ててはいけない」
「(復帰しても)支配者が変わっただけ」
「沖縄問題は結局”日本本土の問題”」
ぜひご一読を。
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1945年4月1日、沖縄島に米軍が上陸、凄惨な地上戦が始まりました。
戦闘が激化する中、日本軍は沖縄の中学生らも兵士として戦場へ送ります。
こちら「沖縄 鉄血勤皇隊」は、彼ら幼い学徒兵の知られざる実像を調査し、まとめた本。
著者は、元沖縄県知事であり、沖縄戦の研究者・大田昌秀氏。
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日本軍は、当時の沖縄の全中学校から1780名を”鉄血勤皇隊”として動員。
危険な戦場を縫っての伝令や、爆弾を背負っての戦車への特攻などで、その半数が戦死しました。
本書は、当時の貴重な資料や証言を収録。
学校ごとの勤皇隊の編成や行動、そして沖縄戦の惨状を浮き彫りにします。
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自身も元学徒兵であり、多くの学友の無惨な死を目の当たりにした大田氏は、鎮魂の仕事としてこの本に取り組んだそう。
“私の生は、あえなく死去した学友たちの血でもってあがなわれたものに他ならない”…後書きの著者の言葉が、ただただ重く響きます。
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