戦い済んで日が暮れて
ここしばらく七五三の支度で、子どもの着物の肩揚げだ、腰揚げだ、長襦袢の肩幅出しに半襟掛けなどの針仕事、ついで着物のアイロン掛け、それが終われば草履が足りない、帯枕もう一つとか小物の調達に明け暮れてました。
昨日ヤマト段ボール最大サイズとその一つ下のサイズの箱を美容院に送って今日は不足品の連絡を受けたり細かい時間を打ち合わせたり、ついに準備完了!静かな夜を迎えています。
昔のしきたりで、着物は留袖・礼装用一つ紋色無地・訪問着・付け下げ・小紋・夏の薄物・紋付羽織・道行コート・喪服・法事用色無地・ウールの普段着、なんて揃えてあったのですよ。
思えば無駄なことで、一度も袖を通してない着物が2枚あったので、一度は着ておこうか?ということで金婚のお祝いと七五三のお祝いを兼ねて記念写真を撮ろうと思い立ったわけで。
この「嫁入り支度」といって、一生涯に必要であろう着物を揃えて結婚する、という風習はいつ頃廃れたんでしょうか?気付いたら廃れていて、娘の結婚には着物1枚も作っていません。
さあ、お風呂入ってマニキュアでもしよう!