能の朝長懴法の最も他の曲と違う点は、まず太鼓の音色であり「デーン」と云うその低い沈んだ音は仏事のしめやかさを表し、特に太鼓が刻を打つと、丁度木魚を叩いているような感じであります。
(中略)
この「デーン」と云う太鼓の低い音に上品さと純粋さの音色を作る太鼓方の苦心と、これをシテと四拍子の五人が常に打つ処を大半打たずに心で間を取り、曲をすすめてゆくところが懴法の第一の見所聴き所と申せましょう。
「二十四世金春惣右衛門國直襲名披露 二十二世金春惣右衛門国長 二十三世金春惣右衛門國和七回忌追善 桐星会」プログラムより抜粋
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