ゆらのふ · @eulanov
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生誕121年 小栗虫太郎展 | 小樽市
city.otaru.lg.jp/docs/20221123

生誕100年 中井英夫・中城ふみ子展 | 小樽市
city.otaru.lg.jp/docs/20221123

ふぉぉぉぉぉぉぉ! おら、小樽さ行ってくるだ!

#中井英夫 #小栗虫太郎

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ゆらのふ · @eulanov
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たまたまだけど、読点が斜めに一直線に並んでエジプト十字架みたいな形が浮かんできたことすら、法水センセーに言わせれば何某かの詩と関連がありそうな気がしてくる。
『黒死館殺人事件』

#小栗虫太郎

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ゆらのふ · @eulanov
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「それは、アベルスの「犯罪形態学」の中に挙げられている詭計の一つで、蓋附き開閉器に電障を起させるために、氷の稜片を利用するという方法である。つまり、把手に続いている絶縁物に稜片の先を挾んで置くので、把手を捻ると、接触板が微かに触れる程度で点燈される。が、その直後、把手に腕を衝突させるのが狡策であって、そうすると氷の先が折れて、稜片の胴が、熱のある接触板の一つに触れる。したがって、そうして溶解した氷の蒸気が陶器台の上に水滴を作れば、当然そこに電障が起らねばならない。しかも、溶解した氷は、そのまま消失してしまうのである。すなわち、この場合」
『黒死館殺人事件』

#小栗虫太郎

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ゆらのふ · @eulanov
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「恐らく今度も、矛盾撞着が針袋のように覆うていて、あの畏懼と嘆賞の気持を、必ずや四度繰り返すことであろう。しかし、擲弾の距離はしだいに近づいて、すでに法水は、相手の心動を聴き、樹皮のように中性的な体臭を嗅ぐまでに迫っていたのだ。ところが、その矢先――焰の尽きた煨が弓のように垂だれて、燐寸が指頭から放たれた。」
『黒死館殺人事件』

#小栗虫太郎

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ゆらのふ · @eulanov
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「反太陽説の方から云うと、アインシュタインは、太陽から出た光線が球形宇宙の縁を廻って、再び旧の点に帰って来ると云うのです。 そして、そのために、最初宇宙の極限に達した時、 そこで第一の像を作り、それから、数百万年の旅を続けて球の外圏を廻ってから、今度は背後に当る対向点まで来ると、そこで第二の像を作ると云うのです。 然しその時には、既に太陽は死滅していて一個の暗黒星に過ぎないでしょう。 つまり、その映像と対称する実体が、天体としての生存の世界にはないのです。」
『黒死館殺人事件』

#小栗虫太郎

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ゆらのふ · @eulanov
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アインシュタイン偏倚とは - コトバンク kotobank.jp/word/%E3%82%A2%E3%

「すなわち,重力レンズ現象をいう」
『黒死館殺人事件』

#小栗虫太郎

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