#Introduction
I’m Aki, an #AuDHD #queer #Buddhist #Nikkei.
I’m likely to post about the following:
-#flowers
-#tea
-#FountainPens and #inks
-#書写 calligraphy
-#cooking
-#music (esp rock/alt, jpop/rock, enka, minyou)
-#HistoricalFiction, #scifi, #fantasy dramas and lit (esp Asian and diaspora works)
-#LanguageLearning (日本語・漢文・古文・中文, Sanskrit)
-Accessibility
-Liberation and Abolition
#introduction #AuDHD #queer #buddhist #nikkei #flowers #tea #fountainpens #inks #書写 #cooking #music #historicalfiction #scifi #fantasy #languagelearning
3/21 No.34
言葉は胸いっぱいに溢《あふ》れている、けれどこんどはなにか云えば泣きだしそうだった、それでぎゅっと唇を噛《か》みしめていた。
「春いくたび」山本周五郎
https://www.aozora.gr.jp/cards/001869/card58869.html
筆ペンの調子が悪い。少し洗わないと。
3/20 No.33
道は桑畑のあいだを緩い勾配《こうばい》で下って行く、桑の木はまだ裸であるが、もう間もなく芽をふくのだろう、水気を含んだ枝々の尖《さき》は柔らかくふくらんで、青みのさした樹皮には、霧の微粒子が美しく珠を綴《つづ》っていた。
少年はときどき立止りながら道を急いだ。
「春いくたび」山本周五郎
https://www.aozora.gr.jp/cards/001869/card58869.html
本日から、「春いくたび」です。
ぼんやりしてたら筆ペンで誤字。旅行の疲れが残っている感じで集中力が薄いです。
3/17 No.32
律之助は窓の外を見ていた。雨の三十間堀へ、苫《とま》を掛けた伝馬船が一艘、ゆっくりと入って来るのが見えた。
「しじみ河岸」山本周五郎
https://www.aozora.gr.jp/cards/001869/card57619.html
しじみ河岸、終わりです。
苦いものが残る終わり方が多い山本周五郎先生ですが、「人生」って感じがして、この苦さが好きです。
3/16 No.31
お父つぁんや直が、安楽に暮してゆけるなら、自分はどうなってもいい、卯之さんは死んじまったし、生きていたってしようがない、生きているはりあいもないし、もう躯も続かない、なんでもいいから休みたい、手足を伸ばして、ゆっくり、いちど休めたら、それでもう死んでもいいと思ったんです。
「しじみ河岸」山本周五郎
https://www.aozora.gr.jp/cards/001869/card57619.html
疲れきってしまったお絹の話。
3/16 No.31
お父つぁんや直が、安楽に暮してゆけるなら、自分はどうなってもいい、卯之さんは死んじまったし、生きていたってしようがない、生きているはりあいもないし、もう躯も続かない、なんでもいいから休みたい、手足を伸ばして、ゆっくり、いちど休めたら、それでもう死んでもいいと思ったんです。
「しじみ河岸」山本周五郎
https://www.aozora.gr.jp/cards/001869/card57619.html
疲れきってしまったお絹の話。
3/14 No.30
それはいたましいほど直截《ちょくさい》に、苦痛と恐怖感をあらわしていた。
「しじみ河岸」山本周五郎
https://www.aozora.gr.jp/cards/001869/card57619.html
直截って自分で書いたことないなあ。
3/13 No.29
はがね色によどんだ堀の水面が、やみまもなく降る雨粒のために、無数のこまかい輪を描き、そして陰鬱な灰色にけぶっていた。
「しじみ河岸」山本周五郎
https://www.aozora.gr.jp/cards/001869/card57619.html
河岸から眺める水の表現が素敵ですよねえ。
3/12 No.28
律之助は絶句した。伊与吉の仮面のように無表情な顔と、その水のように無感動な反問とは、殆んど絶望的に、人をよせつけないものであった。
「しじみ河岸」山本周五郎
https://www.aozora.gr.jp/cards/001869/card57619.html
伊与吉は被害者のお父さんですね。聞き込みをしていますが、全然誰も何も話してくれません。