2019年より建替え工事のため移転営業していた、那覇の「第一牧志公設市場」。
本日(3/19)より元の場所にて再開だそう!
この間コロナ禍もあり、周辺の商店街も様々な影響を受けました。
今月の最新刊「そして市場は続く」は、そんな4年間の市場の移ろいと人々の想いを、丁寧な取材で追ったルポ。
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著者の橋本倫史さんは、工事前にも市場を取材し「市場界隈」を上梓。
店主達の仕事やライフヒストリーを記録しました。
今回の本では、ベテランの店主達だけでなく、県外からの新人店主やアーケード協議会で活躍する若い人々にも取材。
それぞれの状況の変化や、心の内を掬い上げていきます。
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個人的に印象に残ったのは、タコライス店「赤とんぼ」の店名の由来の話。
店主・仲村さんの故郷、西表の風景が目に浮かび、胸を打たれました。
本の前書きにある通り、ここに綴られた街の物語は海を渡って、私達の暮らす街とも地続きとなっていくことでしょう。
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