沖縄の出版社・ボーダーインクの編集者/ライター、新城和博さん。
90年代から多くのエッセイやルポを書き、読者を魅了してきました。
そんな新城さんが、今月上梓したばかりの新刊「来年の今ごろは」。
2015〜22年末までの”ごく私的な歳時記”をまとめた、味わい深いエッセイ集です。
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馴染みのマチグヮー(市場)や本屋、石焼き芋屋さんの事。
ちょっとドキドキする、理髪店まーい(めぐり)。
首里城焼失や、コロナ禍で気づいた事。
タコライス・ギャップの驚きと、煮付けの哀愁。
なんでもない日常の楽しみや発見が、たっぷりのユーモアと数滴のペーソスを交えながら綴られます。
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沖縄に生まれ育った新城さんならではの視点や感じ方に、地元の方々なら共感を、県外の読者なら新鮮な驚きを覚えるでしょう。
肩の力を抜きつつも円熟の妙味が感じられる文章は、読み出すと止まりません。
まめ書房的2023年新刊・エッセイ部門、最高傑作の予感…いえ、確信が生まれました👍
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