#ピースボート のおりづるプロジェクトで一緒に世界を回った広島の被爆者の松本滋恵さんが、この4月に『行動する詩人 栗原貞子』を出版された。74歳にして広島女学院大学の博士後期課程を受験し入学され。77歳にして博士論文を完成された。それを元に出されたのが本書とのことである。帯には平岡敬元広島市長のメッセージ。「被害者意識を乗り越えて戦争の本質に迫ろうとする(#栗原貞子 の)思想の原点は、差別する社会構造への激しい怒りであった」「何の抵抗もないまま軍拡政策が進んでいる今こそ、貞子の訴えを真正面から受け止めたい」全くその通り、今本当に必要な本だと思う。
http://www.keisui.co.jp/cgi/isbn.php?isbn=ISBN978-4-86327-608-6