"「権力の病理」はファーマーの怒りの告発書である。彼はぼくらの意識が「遠くにある」貧者に対して弱すぎると怒る。健康と医療は万人にとっての権利、人権であるが、多くの人はそれを奪い取られている。その遠因は貧困にある。貧困は構造的権力、権力という暴力装置がもたらしたものである。この暴力は真自由主義がドライブしている。アメリカのような強欲な先進国がそれをドライブしている。ポストモダンな価値相対主義が看過している。多くのコンベンショナルな人類学者も、倫理学者も、医療者も、人権団体も、看過している。看過してはならない。現実を深く観察し、分析し、対策をとらねばならない。貧困を、病気を許容してはならない。全ての人を貧困と病から開放するべきである。ファーマーの鋭い舌鋒がぼくらののど元にするどく襲いかかる。"
https://georgebest1969.typepad.jp/blog/2012/05/%E6%A8%A9%E5%8A%9B%E3%81%AE%E7%97%85%E7%90%86%E3%83%9D%E3%83%BC%E3%83%AB%E3%83%95%E3%82%A1%E3%83%BC%E3%83%9E%E3%83%BC%E3%81%AE%E7%90%86%E5%BF%B5%E3%81%A8%E5%AE%9F%E8%B7%B5.html
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