沖縄の舞踊家・島袋光裕氏は、明治26(1893)年那覇生まれ。
沖縄芝居の役者・劇団長として、また琉球舞踊や組踊の家元として、戦前・戦後の沖縄芸能界を牽引したレジェンドです。
そんな島袋氏が、自らの半生を綴った本がこちら「石扇回想録」。
石扇(せきせん)とは氏の雅号です。
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子どもの目で見た明治の”世替わり”、新聞記者・教師を経て飛び込んだ芝居の世界。
明治・大正の沖縄芝居の演目や名優達・劇団の思い出が生き生きと語られます。
また昭和の不況や戦時下の統制、戦後は焦土からの復興など大きな苦労が。
その後も芝居の斜陽化・舞踊研究所設立など、波乱万丈です。
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明治から戦中・戦後を生き抜いた島袋氏のライフヒストリーであり、王朝時代から続く伝統芸能の軌跡であり、また演劇・舞踊論としても、実に読み応えある一冊。
芸能にかける氏の情熱と探究心が、行間から湧き立つように伝わり、読む者を圧倒します。
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