今回紹介するのは蔡文姫:蔡琰の『悲憤詩』だハッスル。
蔡邕の娘で南匈奴に攫われ十二年、二人の子供を産んだ境遇の女だハッスル。曹操は、蔡邕の家が耐えるのを防ぐため彼女を買い戻したんだハッスル。『悲憤詩』は彼女の匈奴との間に生まれた二人の子を想う作品だハッスル。
悲憤詩(抜粋)
私に迎えが来たということは
境遇から開放されるということは
子どもをこの地に
捨てなければならないということだ
私の血を分けたこの子たちを
永遠に失うことになる
遥か彼方で生き死にも分からなくなる
そんな別れの言葉を私は知らない
子たちは私を抱き
どこへ行くのかと聞いてくる
周囲の人間が母はもう去ると
戻っては来ないと告げる
子はひどく悲しみ
優しかった母がなぜと嘆く
私たちはまだ子供なのに
私たちはまだ大人になっていないのに
私たちのことを考えてくれないのかと
子たちの言葉に全身が引き裂かれ
内蔵が散り散りになる
ものを考えられずぼんやりと
まるで発狂したか馬鹿のように
ただ号泣し手をさするのみ
出発しようとする度に躊躇う
#ハッスル悲憤詩
⬆️まとめタグ
#漢詩
#詩
#フォローした人全員フォロバ
#フォローした人全員フォロバ #詩 #漢詩 #ハッスル悲憤詩
本日は想いのすれ違いの和歌を紹介するハッスル!
――――――
万葉集11-2822
荒波は白く眩く
近寄り難い
きみも荒く白く眩く
近寄り難い
しかし愛おしく
恋しく思っているのだ
たく領布の白浜波の寄りもあへず荒ぶる妹に恋ひつつぞをる
――――――
万葉集11-2823
そんなことを言う
あなたこそ
白波と私に
寄り付くこともなく
親しくもできません
かへらまに君こそ我れに栲領巾の白浜波の寄る時もなき
万葉集11-2823
――――――
素っ気ない態度の相手を思い続ける歌とそれに答えた歌を意訳したハッスル!
想いのすれ違いの歌だとハッスルは解釈してるっスル。メールが発達した今でもこういうこと多いのかもっスルね…
#詩 #漢詩 #万葉集 #フォローした人全員フォロバする
栃木に出張ハッスル!夏らしい景色に思わず動画を撮影ハッスル!
夏の漢詩と言えば有名な
「心頭を滅却すれば 火も亦涼し」
ハッスル!
三伏門を閉じて 一衲を披く
兼ねて松竹の 房廊を蔭う無し
安禅は必ずしも山水を須いず
心頭を滅却すれば 火も亦涼し
💪意訳
猛暑の中 僧の服を着て門を閉じる
(暑いハッスル)
寺の中は陰を作る松や竹もない
(直射日光ハッスル)
しかし坐禅には山や水の涼しさなど必要ない
(Why? ハッスル)
精神統一し雑念を消せば炎暑すら涼しく感じられる
(んー!ハッスル!)
ハッスルは冷房キンキンの中アイスを食べるのが好き。
さんぷくもんをとじて いちのうをひらく
かねてしょうちくの ぼうろうをおおオなし
あんぜんはかならずしも さんすいをもちいず
しんとうをめっきゃくすれば ひもまたすずし
夏日題悟空上人院/杜荀鶴
三伏閉門披一衲
兼無松竹蔭房廊
安禅不必須山水
滅得心中火自涼
最近読んでる『詩経国風』から愛の漢詩だハッスル!
静女
美しい君は町外れで
私を待っている
辺りは薄暗く
私は心許なく
うろうろと
する
君は本当に美しい
君からの朱い贈り物も
それはそれは美しかったが
君には勝るまい
また君は野原から
珍しく美しい
荑を摘んで
私にくれた
君の贈り物だからこそ
より美しく喜ばしいのだ
本文
静女其姝
俟我於城隅
静女其れ姝たり 我れ城隅に俟(ま)つ
愛而不見
搔首踟躕
愛(かく)れて見えず 首(あたま)を掻きて踟躕す
静女其孌
貽我彤管
静女其れ孌たり 我に彤(とう)管(かん)を貽(おく)る
彤管有煒
説懌女美
彤管の煒たる有り 女の美を説懌す
自牧帰荑
洵美且異
牧より荑を帰(おく)る 洵に美にして且つ異なり
匪女之為美
美人之貽
匪(か)の女の美を為し 美人の貽なればなり
実はこれ密会(不倫?)の漢詩と言われてるハッスル…
紀元前数千年前にも人は、色々あったことが読み取れるハッスルね…
庭中樹下紫陽花(◯◯●●●◯◎)
戸外秧田両部蛙(●●◯◯●●◯)
独坐文房慵展巻(●●◯◯◯●●)
微風雑雨透窓紗(◯◯●●●◯◎)
6月に書きかけていたものの穴を埋めた #漢詩
錦瑟無端五十絃, 一絃一柱思華年.
금슬(錦瑟)은 까닭 없이 왜 오십 현인가
현 하나 기둥 하나에 빛나던 시절 그려본다
莊生曉夢迷蝴蝶, 望帝春心託杜鵑.
장자(莊子)는 새벽꿈에 나비에 홀렸고
촉의 망제(望帝)는 춘심을 두견새에 붙였지
滄海月明珠有淚, 藍田日暖玉生煙.
푸른 바다에 달처럼 밝은 구슬 눈물로 떨구고
남전(藍田)에 햇살 따뜻하자 옥산(玉山)은 안개를 피우네
此情可待成追憶, 只是當時已惘然.
이 정 어찌 추억되길 기다렸을까
다만 그때에는 이미 망연했던 것이지
이 시는 이상은의 만년작 중 제일 유명한 금슬로 의미로 이래저래 말이 많은 작품이다. 도망시(悼亡詩)나 애정시(愛情詩), 영물시(詠物詩)로 보기도 하고, 자신의 삶을 돌아보며 슬퍼한 작품으로 보기도 한다. 여타 다른 무제와 비슷하면서도 다른데 그래서 자꾸 의심을 하는거다. 이 양반의 댓구는 이런 식인데 유독 '無題'라는 이름이 분은 시들은 여성성이 강하고 표현이 섬세하다.
佳日堀川携杖尋(〇●●●〇●◎)
桜花碧水既春深(〇〇●●●〇◎)
跫然客到復充径(〇〇●●●〇●)
人語瀬声皆好音(〇●●〇〇●◎)
佳日 堀川 杖を携えて尋ぬれば
桜花 碧水 既に春深し
跫然として客到り 復た径を充たし
人語 瀬声 皆好音
#漢詩
Here are the skies, the planets seven,
And all the starry train;
Content you with the mimic heaven,
And on the earth remain.
(Housman, Additional Poems V)
↑の漢訳試案↓
九重天蓋七遊星(●〇〇●●〇◎)
光彩陸離充紺青(〇●●〇〇●◎)
莫笑詩中摸上界(●●〇〇〇●●)
庶幾君永下方停(●〇〇●●〇◎)
九重の天蓋 七遊星
光彩 陸離として紺青を充たす
笑う莫れ 詩中に上界を摸するを
庶幾わくは 君の永く下方に停まらんことを
韻字――星,青,停(下平声九青) #漢詩
昼の待機時間のあいだに律詩も作ってみた
遁世幽荘裏(●●〇〇●)
稀人地自閑(〇〇●●◎)
庭前聞鳥語(〇〇〇●●)
窓外望南山(〇●●〇◎)
空際孤雲尽(〇●〇〇●)
林中流水還(〇〇●●◎)
身材為古木(〇〇〇●●)
方寸到仙寰(〇●●〇◎)
世を遁れて 幽荘の裏
人稀にして 地自ずから閑なり
庭前 鳥語を聞き
窓外 南山を望む
空際 孤雲 尽き
林中 流水 還る
身材 古木と為り
方寸 仙寰に到る
韻字――閑、山、還、寰(上平声十五刪) #漢詩
今日はほとんど苦吟せずにスッと一首できた
流鶯多語満空堂(○○○●●○◎)
院裏梅花放暗香(●●○○●●◎)
午睡夢回慵坐起(●●●○○●●)
清風透帳払顔長(○○●●●○◎)
流鶯 語多くして空堂を満たし
院裏の梅花 暗香を放つ
午睡 夢回りて坐起するに慵く
清風 帳に透り 顔を払うこと長し
韻字……堂,香,長(下平声七陽) #漢詩
조선시대 이황(李滉)〈1501(연산군 7)-1570(선조 3)〉 이 시에 화답하는 시를 썼다.
病臥山中九十春 起拜巖仙春喚人
산중에 병들어 누운 봄 석 달 만에 일어나
농암선생을 뵈니 봄이 사람을 불러일으키네.
巖中老仙惜光景 獨立汀洲詠白蘋
암중의 늙은 신선은 광음을 아껴
홀로 물가에 서서 백빈시를 읊는다오.
倚巖紅杏尙未發 催令雪兒唱香雪
바위곁의 붉은 살구꽃 아직 피지 않았는데
재촉하여 설아를 시켜 향설가를 부르게 하네.
待得花開要賞春 只恐花時已無月
꽃피기를 기다려 봄을 완상하려 하나
다만 꽃필 때 이미 달이 없을까 두렵노라.
咳唾珠璣俄頃中 吟罷不覺杯心空
삽시간에 아름다운 싯구 이루어지니
읊기를 마침에 잔이 빈 줄도 모르노라.
江邊歸興浩無涯 回首亂山花欲紅
강가로 돌아가고픈 흥취 아득하여 끝이 없는데
뒤돌아보니 만산에 꽃이 붉게 피려 하누나.
#한시 #조선 #漢詩
南齊 和徐都曹 화서도조;서도조에게 답하다 #謝脁
宛洛佳遨遊 春色滿皇州
안땅과 낙양 놀기 좋은 곳이니
봄빛이 황천에 가득하네.
結軫靑郊路 回瞰蒼江流
푸른 교외의 길에 수레채 묶고
멀리 창강의 흐름 돌아보누나.
日華川上動 風光草際浮
햇빛은 냇물 위에 움직이고
풍광은 풀끝 위에 떠 있어라.
桃李成蹊徑 桑楡廕道周
복숭아꽃과 오얏꽃 자연 길 이루게 하고
뽕나무와 느릅나무 길모퉁이에 그늘져 있네.
東都已俶載 言歸望綠疇
동도에 이미 농사 일 시작하니
돌아가 푸른 밭두둑 바라보리라.
사조는 중국 육조시대 제(齊)나라의 시인이다. 자는 현휘(玄暉). 봄에 안땅과 낙양을 유람하는 내용의 시. 서도조(徐都曹)는 남조 때 양(梁)나라의 문학가이며 중도조를 지낸 서면으로 이 시는 그가 새벽에 신정의 물가를 출발하며 지은 〈昧旦出新亭渚〉 시에 화답한 것이다.
#한시 #고전 #漢詩
晨起開窓望洛陽(○●○○●●◎)
鴨東残雪映朝光(○○○●●○◎)
寒風颯颯掃書室(○○●●●○●)
心地醒然俗慮忘(○●○○●●◎)
韻字……陽,光,忘(下平声七陽)
#漢詩
とりあえず埋めた
【富山県謡曲古跡めぐり呉西編】2日目3箇所目
能「藤」
阿尾城
《富山県小矢部市阿尾字島尾》
英遠(あを)の浦に
寄する白波
いや増しに
立ちしき寄せ来
東風(あゆ)をいたみかも
(万葉集 巻18-4093・大伴家持)
現代語訳
阿尾の浦に寄せる白波が、だんだん増してしきりに押し寄せてくる。東風が激しいからか
「英遠の浦」とは氷見市阿尾、灘浦の海に突き出た標高約38mの台地付近の海辺のこと
#能楽 #能 #Noh #申楽 #猿楽 #狂言 #風姿花伝 #世阿弥 #芸術論 #幽玄 #歌舞劇 #演劇 #能面 #マスク #文化 #旅行 #トラベル #名所旧跡 #神社 #寺院 #像 #碑 #巡礼 #古跡 #謡曲 #富山 #呉西 #伝統 #Travel #GoTo #ruins #wreckage #和歌 #万葉集 #漢詩 #城 #海 #崖 #風景 #海岸 #Waka #song #poetry #poem #castle #sea #ocean #cliff #scenery #Landscape #Superb #view #coast #beach
#beach #coast #view #superb #landscape #scenery #cliff #ocean #sea #castle #poem #poetry #song #waka #海岸 #風景 #崖 #海 #城 #漢詩 #万葉集 #和歌 #wreckage #ruins #goto #travel #伝統 #呉西 #富山 #謡曲 #古跡 #巡礼 #碑 #像 #寺院 #神社 #名所旧跡 #トラベル #旅行 #文化 #マスク #能面 #演劇 #歌舞劇 #幽玄 #芸術論 #世阿弥 #風姿花伝 #狂言 #猿楽 #申楽 #noh #能 #能楽
【2020年10月15日8時26分投稿】
居待月
海若者 霊寸物香 淡路嶋 中尓立置而 白浪乎 伊与尓廻之 座待月 開乃門従者 暮去者 塩乎令満 明去者 塩乎令于 塩左為能 浪乎恐美 淡路嶋 礒隠居而 何時鴨 此夜乃将明跡<侍>従尓 寐乃不勝宿者 瀧上乃 淺野之雉 開去歳 立動良之 率兒等 安倍而榜出牟 尓波母之頭氣師
#能楽 #能 #Noh #ilka #いるか #万葉集 #漢詩 #和歌 #中秋の名月 #お月さん #お月見 #金木犀の香り
#金木犀の香り #お月見 #お月さん #中秋の名月 #和歌 #漢詩 #万葉集 #いるか #ilka #noh #能 #能楽