こういう細かい部分の積み重ねがクオリティに繋がってくるんですよね。特に、最近の短毛使ってシルエットを出す中国系の流行のスタイルならなおさら。

あとは細かいところだけど
・ラップは2層以上巻くとバラすときにハサミ入れやすくなる
・ガムテープは最低1cm程度は重ねて貼る、隙間があるとそこで型紙が伸びたり分離してしまう
・ガムテープは強度が必要な場所は3層以上重ねる
などなど、無数にテクニックがある。

プロを目指して手を動かして勉強すればするほど、こういう部分って自然と上手い人を見て身についてくるんだけど、このレベルで細かい部分をきちんと言語化してる人って見ないなぁと思ったので長文ツイートメモ。次に本を作るなら、こういう初心者がハマりがちな技術的な向上点をまとめた本にしたいな。

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体の型取りのときはちゃんと体型の面の流れ……専門用語で言い換えればアナトミーを意識するのが大切。
体の面に沿って巻くことで、体の凹凸を綺麗にガムテープで写し取ることができる。

面がぐちゃぐちゃだったり、ガムテープの繊維の向きとずれていたりすると、表面はでこぼこになって精度が低く、使いづらい型紙ができてしまう。
結果的に、完成品の精度が落ちてクオリティが下がる。

例えば、足だったら足首に巻きつける方向で巻いていく。縦には最初の一本は縦の伸縮を抑えるために貼ってもいいが、2本以上縦に貼ると足の凹凸が取れなくなってしまうので、基本は巻きつける方向で形を取る。
巻きつけるときも、足の膨らみは複雑な形をしているので、単純にぐるぐる巻きにせず、よく面の向きを観察する。膝周りのような、複雑な面は細いガムテープを使って型取りする。

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