『週刊文春』8月31日号、福岡伸一の連載「福岡ハカセのパンタレイ パングロス」。今号は「常温超伝導物質、発見される!?」を読む。電気抵抗が限りなくゼロに近づく超伝導はこれまで、金属を絶対零度近くまで冷やすという条件だったのだが、常温でも超伝導現象が起こるという韓国の高麗大学のチームの発表が先月あったらしい。福岡氏はその“審査前論文”の経緯を、丁寧に解説し、常温超伝導に関しては結論を急がず、慎重な見方を示している。
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『週刊文春』8月17・24日夏の特大号、福岡伸一の連載「福岡ハカセのパンタレイ パングロス」。今号は「AIと脳科学」を読む。地球上でなぜ人間だけが特別な生物となったのか。知性を持つことで、種の保存の掟に反旗を翻し、個の生命を尊重する生物となったのは、知性の本体が言語であるからだそうで、言語が事物を概念化し、自然と切り離して支配するからだという。AIの学習法が、人の脳にも当てはめられるか否か。言語獲得の仕組みの研究が、脚光を浴びている。
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『週刊文春』8月10日号、福岡伸一の連載「福岡ハカセのパンタレイ パングロス」。今号は「老化にあらがうのはなぜ?」を読む。生命とは何か? 宇宙の大原則である、“エントロピー増大の法則”による乱雑さに抗い、動的平衡すること。そうした物体。ということでよいのでしょうか。ハカセのコラムは勉強になりますね。
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『週刊文春』8月3日号、福岡伸一の連載「福岡ハカセのパンタレイ パングロス」。今号は「進退窮まった時の秘技」を読む。奈良の東大寺をハカセが訪れた際のお連れは、モンベル会長の辰野勇氏。さん。柱くぐりに窮したインド系アメリカ人一家のお父さんに対し、さすがに的確なアドバイスをする辰野氏。彼が学生時代に読んだハインリッヒ・ハラーの『白い蜘蛛』が、登山及びアウトドアに傾倒するきっかけだったらしい。
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『週刊文春』7月20日号、福岡伸一の連載「福岡ハカセのパンタレイ パングロス」。今号は「睡眠導入剤の致死量」を読む。ハカセが眠れない時に飲んでいるのが睡眠導入剤。《ベンゾジアゼピン系もしくはその類似化合物》だそうです。脳内の興奮や刺激を抑制するブレーキの作用が高まるらしい。薬の安全性と致死量に関しての記述もあったが、依存症になってしまうリスクが無きにしも非ずで、ハカセはご苦労が絶えない様子。
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昨夜書いた福岡伸一氏の話ではないが、子ども時代に読んだ子どもの本(児童書)を自分なりに思い出して再び探し出して読んでみるのは楽しいものです。タイトルや著名は思い出せないが、内容を漠然と憶えていて、それをいま見つけ出すというのは、長い旅の冒険のようなゾクゾク感があります。
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『週刊文春』7月13日号、福岡伸一の連載「福岡ハカセのパンタレイ パングロス」。今号は「子どもの本研究会 作品賞!」を読む。児童文学者・石井桃子さんが、海外の児童書である「ドリトル先生物語」シリーズを、日本で紹介するべく、井伏鱒二氏に頼んで訳させ、編集者的な支援を行なったという。翻ってハカセも、コロナ禍の最中に『新ドリトル先生物語 ドリトル先生ガラパゴスを救う』という創作童話を書き、“日本子どもの本研究会・作品賞”に選ばれたとか。
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『週刊文春』6月22日号、福岡伸一の連載「福岡ハカセのパンタレイ パングロス」。今号は「坂本龍一の複合現実」。カナダの森林火災でニューヨークにPM2.5の飛び上がるような数字の大気汚染が。その数日後、ハカセは坂本龍一さんのコンサートへ。特殊なゴーグルを付け、複合現実の技術による坂本さんの姿を浮かび上がらせた、バーチャルなコンサート。こういう形態のライヴショーが、あちらこちらで増えていくのだろうなと感心。
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『週刊文春』6月22日号、福岡伸一の連載「福岡ハカセのパンタレイ パングロス」。今号は「AIに負けない講義」。ハカセの社会人大学院生向けの講義。AIに負けないよう、“双方向ライブ形式”の講義だとか。個々の院生のプレゼンに対し、関連した考察をハカセが付け加えていく。どうやらハカセは、亡くなった坂本龍一さんの思い入れが濃厚のようだ。AIに負けるわけがない。
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『週刊文春』6月22日号、福岡伸一の連載「福岡ハカセのパンタレイ パングロス」。今号は「AIに負けない講義」。ハカセの社会人大学院生向けの講義。AIに負けないよう、“双方向ライブ形式”の講義だとか。個々の院生のプレゼンに対し、関連した考察をハカセが付け加えていく。どうやらハカセは、亡くなった坂本龍一さんの思い入れが濃厚のようだ。AIに負けるわけがない。
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『週刊文春』6月15日号、福岡伸一の連載「福岡ハカセのパンタレイ パングロス」。今号は「リアルケアベイビー」。ニューヨークでハカセが見かけたのは、中高生くらいの白人男子が、いわゆるリアルケアベイビーという保健体育用の赤ちゃんロボットを胸に抱えて街角を歩いていたこと。“一日体験”で赤ちゃんへのケアの履歴をオンラインで記録されるらしい。むろん、保健体育の授業の一環。評価に直結するという。ただし、赤ちゃんの世話のいろいろなチート技があるようで、それもまた現代のアメリカっ子ということか。
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『週刊文春』6月8日号、福岡伸一の連載「福岡ハカセのパンタレイ パングロス」。今号は「農業は人間だけのもの?」。ニューヨークの自然史博物館で新設されたインセクタリウムの展示。その中で、ハキリアリが行列をつくって葉っぱの断片を運び、噛んで刻んだこれに、なんとカビの菌糸を植えて食糧にしているという。日本の農作はおろか、人類の農作の起源よりもはるか古代より、生物たちは農業を営んでいたではないかと。ハカセ曰く、いばるな人間。
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『週刊文春』6月1日号、福岡伸一の連載「福岡ハカセのパンタレイ パングロス」。今号は「マネシツグミと眠る街」。ニューヨークのビル群の一角にある古びたアパート。真夜中にハカセがベランダに出てみると、多彩な声でモッキングバードが鳴いていたという話。Northern Mockingbird。マネシツグミ。もの真似上手の鳥だとか。そうか、映画『アラバマ物語』が“To Kill a Mockingbird”だったんだなあ。
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『週刊文春』5月25日号、福岡伸一の連載「福岡ハカセのパンタレイ パングロス」。今号は「ChatGPTが突きつけたこと」。福岡ハカセが大学生さんに、高校生までの知識の暗記ではなく、生物学史について学べば面白くなるよ…的指南も、生成AIのChatGPTの登場によって、学びの査定の判断が困難になり、プレゼンや討議を組み合わせた学習方針が必要になってきたという話。しかし、そうであるなら、逆にこれからの学びはよりいっそう面白くなるのではないか。
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『週刊文春』5月4・11日号、福岡伸一の連載「福岡ハカセのパンタレイ パンタロス」。今号は「深読み背くらべ」。童謡「背くらべ」の作詞者は海野厚。子ども(海野さんの弟)が、身長の伸びをおととし柱に刻んだきずと比べるという情緒的な歌として親しまれている。福岡氏はそこを緻密に、科学的に検証して深読みしてしまったという微笑ましい話。女の子だったら、ここまで情緒的な歌にならなかったのかも。
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『週刊文春』4月27号、福岡伸一の連載「福岡ハカセのパンタレイ パンタロス」。今号は「テロメアの秘密」。福岡氏は渡米してジャック・ショスタックと再会。ショスタック氏は理詰め長考派の棋士型研究者だという。細胞分裂で染色体がコピーされるとき、端っこのテロメアが鍵を握っていて、テロメア次第では、ガン細胞の抑制になったり、体細胞の老化を止めることができるかも、という興味深い話。
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