> トーマスさんは敷地の一角に袋から粘土団子を取り出してばらまいた。すぐに「福岡正信さん」を思い出したが、まさにその通り。野菜の種が練り込まれた粘土団子だった。粘土で包まれた種は、鳥や虫から守ることができ、適度な湿り気があると芽が出てくるというわけだ。さらに出てきたのが元気な羊たち。その羊たちは雑草だらけの耕作放棄地だった所を雑草をきれいにしてくれ、その上、フンは野菜の肥料になるという一石二鳥の仕組みだ。そう、トーマスさんは大学時代に故・福岡正信さんの『わら一本の革命』を読んでいたのだ。福岡さんは、「自然農法」を提唱した人で、粘土団子で砂漠の緑化を成功させたことで知られる世界でも有名な人だ。
- https://blog.goo.ne.jp/keinokame/m/202106
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