まめ書房の沖縄出張、本日(6/17)は…
①首里の手彫り石獅子の工房「スタジオde-jin」さんへ。
ユニークな石獅子に囲まれ、若山大地・恵里さんご夫妻と次回の展示会の打ち合わせ。
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② 沖縄伝統の竹細工の工房「北谷竹細工」主宰の津嘉山寛喜さんと再会。
那覇・デパートリウボウにてワークショップを開催中のところへお邪魔し、仕入れの相談。
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③リニューアルオープンした「牧志公設市場」訪問。
組合長の粟國智光さん(山城こんぶ屋店主)にもお会いして、お話を伺う事ができました。
皆さんお忙しい中、ありがとうございました!
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-jin


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こちらも北谷竹細工さんの手になる、ユニークな形の竹籠。
フタティールと呼ばれる、蓋付き・吊り下げタイプの籠です。
まだ冷蔵庫のない時代、食べ物をこれに入れ梁から吊るして保存。
ネズミや蟻の害から守ったのです。
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沖縄の竹籠の特徴は、底面の四つの突起。
湿度の高い地面に底がべったりつく事を防ぎ、風通しを良くしてカビや劣化を抑える工夫です。
ところで、この籠では蓋の上にも突起がありますが、なぜでしょう?
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実はこの籠、畑仕事に行く際にお弁当の芋などを入れて携行するという使われ方も。
昼食を摂る際は、蓋を裏返してお皿にします。
だから蓋の上にも突起がついているのですね!
このアイデアには、脱帽です😁
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沖縄出張にて仕入れた、北谷竹細工さんの手になる竹籠。
通常の蓬莱竹と黒竹を織り交ぜたニ色使いで、大きさは直径40cmほど。
よく見ると、外側+内側の二重構造になっており、それがシームレスに繋がっている事に気づきます。
なぜこのようなデザインかというと…。
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実はこの籠、本来は直径1m前後の巨大なサイズで作られていた物。
中に入れていたのは、何と「子ども」。
昔の農家などで両親が畑仕事や家事に勤しむ間、幼児がよちよち歩き周って縁側から落ちたりしないよう閉じ込めておく、いわばベビーサークルだったのです。
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二重構造はそのクッション性により、子どもが中で転んでも怪我をさせない工夫でした。
この小型版の籠でも、外・内の竹の重なりが美しい陰影を生み、どこかモダンな印象すら与えます。
昔の沖縄の暮らしを偲ばせる、素晴らしい民具の一つ。
ぜひ店頭にてご覧ください。
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