岩波『図書』5月号、國方栄二著「古代ローマの出版事情」を読む。古代ローマの書籍商の営みは、今日の我々が本を手にするときに幾分か興奮するのとさして変わりない。ただし、素材はパピルス(カミガヤツリ)であり、のちに羊皮紙となっていく。出版は書記(スクリープトル)による原本からの書写複製。書記は奴隷が使われたという。原本そのものは、書記による口述筆記だとか。想像を広げていくと、いにしえの出版事情はなかなか面白い。
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