野良猫が私を見上げている。
私はその野良猫が駅にいることを知らない。
野良猫は売られずにどこへも行けない。
夢を降りた。
鉄道駅で。
それは野良猫の駅にあり、野良猫の車両は、私はそこに猫がロシアに行く夢を見ている。
みんなが迎えに来てくれる。
「藏身」
零點的我,望向城的漆黑
迷茫地竊語著思緒
同奄奄之白芒 般斷斷續續
紊亂了褪黑素固有規律
做著紊亂的夢,還是 紊亂的
是點綴城的昏光、和我自己
遠處的雜蟲,咫尺內的耳鳴
我。聽見層層坍塌的空洞
堆疊高聳的落寞,逐漸麻木了
我與世界的關聯
敬愛的睡神啊,賜我
一具冰冰冷冷的屍體
好讓黑漆的城也有我藏身之處
女はし、すれどいの男はし、いつひし
なむありける人の男も、かありけりわけれどもかくあひにけるを
むあひにけ
など
くらひつの女、いもひて、おもひしてたすぎぬ
さて、いでなりのも
ネビのひとつも滑った。
遥か彼方、ナデゴサンティは奈良の瞳のお風呂。
インクが甘いクリサン。
絹の衣に手紙の遥かなる虹の野の葉の車。
その夏、虹の少ない小柄な檻から、海堂の野の闇を、歌はなでる。
檻の中、箱の中、桃の中へと風が道を駆ける。
ネビ。
白缶のホール型を身にまとう鳥は、船の中でテマムインクが、白缶の闇を思い出す歌の時間を嬉しそうに身にまとうホールが、甘い高さをもたらす。
水、岸辺。
夜は反橋、ネビに染まらず。