#読書記録2023
#いのちのパン研究所
フィリップ・ヤンシーからもらった信仰の眼を大切にしている。
数年前に、個人的な悩みで牧師と話しをした。卒業してから20年以上経っていた。
彼は、私の悩みを一通り聞いた後で、何もなかったかのようにこう言った。
「今は試練の時だよ。よく祈って、決めなさい。私も祈っています。」
あのヘラヘラして耐えていた時と同じ返事だったことに絶句した。
その後、その牧師が引退宣言を出し、何もトレーニングをされていない人達5組に分割された。その牧師は、どこにも属さないそうだ。
今は誰にコンタクトを取ればいいのか?どこに行けばいいのか?分からず仕舞いだ。
フィリップ・ヤンシー、CSルイス、ウォルターシジックが歩んだ道を歩いている。
道が迷った時は、彼らの著作を読み、原点に戻っている。
#読書記録2023
#いのちのパン研究所
最近また古い本を引っ張り出して読み始めた。
私の信仰は、教会だけなら、多くの人たちのように3年も経たないで消えてしまっていただろう。洗礼を受けた教会は、若い人が多く活気付いていた。確かに行っていて楽しかった。でも、そこでは信仰が育たなかった。慰めという名の傷の舐め合い、祈った事が実現するかで御心か判断し、先取り感謝運動、ヘラヘラしていればそれで過ごすことができた。でもそうなると本当のことを言わなくなり、窮屈になる。ヘラヘラしていれば何も聞かれないから楽だったが、なぜここにいるのか?悩んだ。
その私を導いてくれたのが、フィリップ・ヤンシーという作家だ。彼の著書や彼の信仰の足取りをヒントに何度も助けられた。彼の本から、不屈の司祭ウォルターシジックにも出会った。
この本は絶版になっているだろう。でも、この本を読んで、見えない神との関係と見える現実を混同しないことも学び、少しずつだが、信仰の見方ができるようになった。
(続く)
キリスト教を信仰している事を他人に話すことを業界用語で「証し」という。
キリスト教を信じていない人にとっては、
①なぜ信じたのか?
②どんな教えか?
③信じてどうなったのか?
を知りたいと思う。
でも、実際には国会議員選と同様で、「信じれば救われる」「信じることは素晴らしい」と紋切り型になっているのが実態だ。
本誌の著者はクリスチャンではないが、上記に挙げた3点が丁寧に引き出してくれている。
生のクリスチャンの声を聞ける面白い本だよ