1945年4月1日、沖縄島に米軍が上陸、凄惨な地上戦が始まりました。
戦闘が激化する中、日本軍は沖縄の中学生らも兵士として戦場へ送ります。
こちら「沖縄 鉄血勤皇隊」は、彼ら幼い学徒兵の知られざる実像を調査し、まとめた本。
著者は、元沖縄県知事であり、沖縄戦の研究者・大田昌秀氏。
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日本軍は、当時の沖縄の全中学校から1780名を”鉄血勤皇隊”として動員。
危険な戦場を縫っての伝令や、爆弾を背負っての戦車への特攻などで、その半数が戦死しました。
本書は、当時の貴重な資料や証言を収録。
学校ごとの勤皇隊の編成や行動、そして沖縄戦の惨状を浮き彫りにします。
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自身も元学徒兵であり、多くの学友の無惨な死を目の当たりにした大田氏は、鎮魂の仕事としてこの本に取り組んだそう。
“私の生は、あえなく死去した学友たちの血でもってあがなわれたものに他ならない”…後書きの著者の言葉が、ただただ重く響きます。
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