長年ウワサされるApple製MRヘッドセットは課題まみれで懐疑的な幹部もいる - GIGAZINE
https://gigazine.net/news/20230519-apple-mr-headset-challenges/
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AppleはSamsung Gear VRとHTC Viveを用いて、#2015y からヘッドセットの開発を開始した。
開発初期のヘッドセットのコンセプトは「一日中着用できて目立たない軽量な拡張現実(AR)を用いたメガネ」。発熱を防止するためにiPhoneのわずか10分の1の消費電力で動作することが求められた。
また、1日中着用しても疲れないレベルの軽量化と1日中使い続けられるほどのバッテリー容量を開発時点では両立することができず、ARグラスの開発は延期され、MRヘッドセットの開発に切り替えられた。
#202306ns 日経サイエンス
ウイルスをがん治療の見方に
様々ながんを対象にした臨床試験で有望な結果が出始めた
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人工的に遺伝子を改変したウイルスを使ってがんをたたく「ウイルス療法」の開発が加速している。既に承認されている脳や皮膚のがんに加え、難治性の乳がんや膀胱がんを対象にした臨床試験でも有望な結果が出始めた。
免疫細胞の攻撃力を回復させる免疫チェックポイント阻害剤との相乗効果にも期待が集まっている。
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ウイルス療法は、がん細胞だけで増殖するように遺伝子を改変した「腫瘍溶解性ウイルス」を使う。
投与すると、がん細胞だけで増殖する。がん細胞を破壊して散らばり、次のがん細胞に感染するプロセスを繰り返す。正常な細胞では増えないため、安全性は高いとされる。
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米アムジェンが開発した「イムリジック」は悪性黒色腫向けに #2015y に米国で承認された。
第一三共が #2021y に発売した「デリタクト」は悪性神経膠腫(こうしゅ)と呼ばれる脳腫瘍が対象で、ウイルスは東京大学の東堂具紀(ともき)教授が開発した。
#20230424nb 日経ビジネス
from日経Gooday
子宮頸がんのウイルス原因で 増える男性の中咽頭がん
子宮頸がんの原因として知られるヒトパピローマウイルス(HPV)は、実は男性のがんの原因にもなる。
日本産科婦人科学会と日本耳鼻咽喉部外科学会のセミナーから、「男性の中咽頭がん」について大阪大学耳鼻咽喉科・頭頸部外科学教授の猪原秀典(ひでのり)氏による講演内容をまとめた。
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HPVは子宮頸がんの原因となることが知られている。しかし、女性の外陰がんや膣がん、男性の陰茎がんのほか、男女に共通する肛門がん、中咽頭がんの原因ともなりうる。
中咽頭がんを原因別に見ると、主に酒・たばこの影響によるものと、主に性行動が影響するHPV関連のものと、大きく2種類に分けられる。いずれの種類も、女性より男性の方が多い。
米国でのHPV関連がんの推移を見ると、#1999y には女性の子宮頸がんが最も多かったが、#2015y の時点では男性の中咽頭がんの方が多くなっている。
日本での中咽頭がんの年間発生数は約5000例と推定され、そのうちの約3000例がHPV関連と考えられる。
半導体製造大手のGlobalFoundriesがIBMを提訴、「Intelや日本の半導体メーカー・Rapidusに企業秘密が不当に漏れた」と主張 - GIGAZINE
https://gigazine.net/news/20230420-global-foundries-ibm-rapidus/
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GlobalFoundriesとIBMはニューヨーク州オールバニで数十年にわたって共同で技術開発を行っていた。
#2015y にIBMがマイクロエレクトロニクス事業をGlobalFoundriesに売却した際には、その技術のライセンスと開示の独占権もGlobalFoundriesに売却された。
一方IBMは #202212m にRapidusと2nmプロセスの半導体製造において提携を結んだ。
GlobalFoundriesは、IBMとRapidusが結んだ提携において、GlobalFoundriesの知的所有権と企業秘密を違法に共有しているとして、IBMを提訴し、補償的・懲罰的損害賠償および企業秘密の使用差し止めを求めている。
#202305ne 日経エレクトロニクス
日本の電力の脱炭素は #2035y にも9割実現 日米研究機関が試算
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この試算は、#2020y 以降、日本に毎年10GW分の再生可能エネルギーが導入され続けることを前提にしている。報告書は、#2015y に年間9.7GWの再生可能エネルギーの導入実績があることから、「容易ではないが実現可能」としている。
再生可能エネルギーを大量導入すると電力系統の不安定化が課題になるが、報告書は地域間連系線を11.8GW新設するとともに、蓄電池設備を29GW(116GWh)導入。さらに揚水式水力発電やLNG火力発電など柔軟性のある既存発電源を活用することでさまざまな天候にも対応できるとしている。
#2030y #2015y #2020y #2035y #202305ne