【資料】「第6回大会以後の諸問題」(1958年 日本共産党第7回大会への中央委員会政治報告 野坂参三第一書記)
第三 党の問題
一 第六回党大会以後の諸問題
(一)第六回党大会から一九五〇年までの活動
第六回党大会は、戦後の国際政治における二つの陣営の対立がますます明確になりつつあった時期にひらかれた。アメリカ帝国主義は、トルーマン宣言、マーシャルプランによって、武力とドルを背景とする「力の政策」を公然化した。日本では、直接に占領軍の権力を行使して、二・一スト禁止以来の反動政策、すなわち、労働者階級への弾圧と賃金抑制政策を強化し、日本をソビエト、
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【資料】「日本共産党の50年問題について」(1957年 日本共産党第15回拡大中央委員会)
この文書について
「五〇年問題について」は、いわゆる日本共産党の「50年問題」について、「六全協」の後に行われた総括文書です。この文書は1957年11月5日に行われた「第6回全国協議会」選出の中央委員と、分裂前の第6回大会で選出された中央委員、中央委員候補、統制委員の合同会議である第15回拡大中央委員会において全員一致をもって採択され、発表が決議された報告要旨です。後に第7回大会において行われる50年問題の総括はこの文書の基本点に立脚したものです。
五〇年問題について
この報告要旨