上級生会話試験には、日本語が第一言語の会話担当（＝わたし）と隣にメモをとる観察担当がいる。

その観察担当には毎回昔一緒に働いたことがある元日本語教師にお願いしている。70歳をすぎても観察力は鋭いし、メモも的確、もちろん日本語能力も高いオーストラリア人だ。会話終了時に5分間、彼女とわたしで採点の協議をする。

2度ほど試験が彼女の旅行時に重なってしまい、他の日本語教師に頼んだことがあるが、メモをあまりとってくれなかったので、わたしの意見がメインになってしまい、結局自分ひとりで採点するのと同じ結果に。

「気が合う」というのも大事なのだなと思う。彼女を含めて2人のオーストラリア人日本語教師とは仕事がやりやすい。もうひとりの日本語教師はまだフルタイムの現役教師だが、今度ちょっとしたボランティアで教材仕事を一緒にすることになっている。

どちらとも仕事を離れても友だちでいたいひとたち。
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嬉しいニュース。元生徒からのFecebook Messageが送られてきて、東京のオーストラリア大使館での研修生として今度日本に行くことになったと知った。
面接までスルスルと通って合格したのは、やっぱりすごいなあ。

高校生のときも日本語の成績が優秀だった。ちょっと抜けているところもあって、大学入試の会話部門で彼女の試験は日曜日だったのに土曜日に会場をウロウロしているのをみつけて「ちょっと！」と声をかけたら日時を間違えていた。わたしのほうがどっと汗をかいた思い出。

東京で楽しい思い出をつくってほしい。いつか会って日本語で会話ができるといいな。
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先日「日本語満足に読めないし書けないくせに、英語なんか勉強してどうする！」という投稿を読んだけど、英語を勉強すると日本語でも文法や文章の構造に目が向くようになるんだよ。違う部分、同じ部分があるからね。
英語圏でも、第二言語を習うことによって第一言語（この場合英語）が飛躍的に伸びるという研究が行われている。第一言語を「使う」ときには構造を考えなくても言葉が出てくるからね。それを意識して使うことにより、第一言語も改善できるんだ。
だから応援しているよ。
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現代では「じ」と「ぢ」、「ず」と「づ」の発音の区別がなくなっている。旧仮名遣いでは「膝をつく」の意味で「ひざまづく」。カタカナで「ヅ」を使うのはその名残り。現代仮名遣いでは「ず」が「づ」を代用しているので、ひざまずく。
最近常用漢字表に「中」の音読みに「じゅう」が追加された。つまり「じゅう」が「ぢゅう」の「代用」になったわけ。常用漢字ではよくあること。

そして、こんなことを知っている日本語教師もあまりいない。すでに区別がなくなっているからだと思う。わたしは日本語が好きなので勝手にいつも調べているだけ。#日本語 #日本語教師 #常用漢字 #JapaneseLanguage #JapaneseTeacher

TwitterでDMをもらったことがある。日本語教師になりたいという女性からだった。
「わたしは人前で話すことが苦手で、英語は勉強中です。こんなわたしでも、オーストラリアで日本語を教えられますか」
ごめんなさい。どちらもオーストラリアで日本語を教えるためには必須です。こちらで教員免許を取得して、公立校教師登録申請にはIELTS英語試験結果が必要ですし、授業は基本的に英語です。日本語で授業ができるのは大学からです。#Australia #JapaneseLanguage #JapaneseTeacher #オーストラリア #日本語 #日本語教師