岐阜県図書館紺野美沙子名誉館長朗読会「星は見ている~原爆でわが子を亡くした父母らの手記より~」 https://www.magmoe.com/532344/celebrity/2023-01-29/
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収蔵作品のご紹介:FAZZOLETTO(ハンカチ)
(1950年頃|ヴェネチア|パオロ・ヴェニーニ デザイン|フルヴィオ・ビアンコーニ作)
第2次世界大戦後、ヴェニーニのFazzoletto (ハンカチ)グラスとして名を馳せたガラス作品で、パオロ・ヴェニーニとフルヴィオ・ビアンコーニの合作したデザインと技法によるヴェニーニ社の代表的作品である。2種類のレース棒同士を熔着させ、それをポンテ竿で巻き取り、筒状のレース·グラスを作り円盤状に拡げ、下向きにすると、ハンカチの中央を持って吊り下げたようなひだの付いたレース・グラスの鉢が出来上がる。レース棒の種類を変えることによって異なったレース・デザインの作品を作ることができる。ヴェネチアン・グラスの伝統であるレース・グラスの現代的展開として一般に高く評価された。
収蔵作品のご紹介:ア・ステレ(星文)
(1942年|ヴェネチア|バロヴィエール&トーゾ社、デザイン:エルコレ・バロヴィエール)
エルコレ・バロヴィエールが、1940年代にシリーズとして発表した「ア・ステレ」の代表作。無色のクリスタル・グラスの大きな花器に、熔着装飾で星文を表現し、その背景に小さな凹面カットを一面に施し、レンズ効果で星文が見えるようになっている。新しいガラス造形への過渡的な時期の作例である。
収蔵作品のご紹介:ミルフィオリ・レース双耳瓶
(1915年頃|ヴェネチア|エルコレ・バロヴィエール作)
ムラノ島の名門バロヴィエール一族は500年の伝統を伝えるガラス職人一家で、エルコレ・バロヴィエールは、20世紀初めに活躍した生え抜きのガラス作家であった。ヴェネチアン・グラスの中で、最も難しいレース・グラスとミルフィオリ・グラスの技法を併用して制作した作品で、いわばバロヴィエール一族の名誉をかけて作ったような作品である。通常、ミルフィオリ・グラスとレース・グラスを合わせることは不可能であり、敢えてそれを行った点に、この作品の実験的な価値がある。
収蔵作品のご紹介:風にそよぐグラス
(1895年|ヴェネチア|ジュゼッペ・バロヴィエール作)
淡いピンク色のガラスで極めて薄く吹き上げられた坏身は、折れてしまいそうな程細いステム(脚部)によって支えられている。しかし、そのステムは直線的ではなく、曲がりくねっているため、 わずかな風にもゆらゆらと揺れ動く。ジュゼッペ・パロヴィエールを中心に結成された「芸術家集団バロヴィエール」によって実験的に作られたグラスで、19世紀末、ヨーロッパで大流行したアール・ヌーヴォー様式が初めてヴェネチアン・グラスに取り入れられている。1895年に開催された第1回ヴェネチア・ビエンナーレに出品され、ガラス工芸の常識を破る驚異の技術を駆使した奇蹟のグラスとして世界中から大きな注目を集めた。
収蔵作品のご紹介:ミルフィオリ・グラス・ランプ
(1910年頃|ヴェネチア|フラテッリ・トーゾ工房)
様々なミルフィオリ・グラスを使い作られたランプで、ランプシェード、台がガラスでできている。台とランプシェードは、金具でつなげられ、その金具に電球のソケットがつけられている。モザイク・グラスは古代から使われていた技法であるが、古代は型の中にモザイク・グラス片を敷き詰め、加熱して制作していたのに対し、近代はモザイク・グラス片を一枚の板状に熔着した後、少量のガラス種に巻きとって、成形する。この作品は後者の製法で作られており、透明ガラスとミルフィオリ・グラスの二層になっている。
収蔵作品のご紹介:ミルフィオリ・グラス・ミニチュア家具
(ヴェネチア)
鮮やかな色彩のガラス片を熔着して制作された椅子、テーブル、ソファー、キャビネット、柱時計が一式となっているミニチュアの家具。熱したガラスの柔らかさを活かした曲線的なフォルムで、手のひらサイズの大きさにも関わらず、細部の装飾に至るまで精巧に作られている。
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Panasonic's CF-41 Mk II from ~1995 has a Pentium 75 MHz processor, a 680MB hard drive and 4MB RAM. It is quite unique in that the keyboard hinges up to give top access to the CD-ROM drive. #MuseumFromHome
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収蔵作品のご紹介:レース・グラス・ワイングラス
(17世紀|ヴェネチアまたはファソン・ド・ヴェニス)
2種類の異なったパターンのレース棒を交互に並べて熔着し、イタリア語でレトルティと呼ばれる模様に仕上げられたワイングラスである。ステムには、ひねりを加えた装飾が施され、美しい円錐形の坏身と台をつないでいる。
収蔵作品のご紹介:花装飾脚大坏
(19世紀|ヴェネチア)
クリスタッロと呼ばれる無色透明なガラスを引き伸ばして作られたゴブレットで、脚部には龍を連想させる飾りと青色、黄色、ピンク色の色ガラスで作られた三輪の小花が熔着装飾されている。ルネサンス以降、ヨーロッパの上流階級を背景に発展を遂げたヴェネチアのガラス産業は、他のガラス産地の台頭や、ヴェネチア共和国の解体、ムラーノ島のガラス職人組合の解散などを理由に、18世紀頃から衰運の一途を辿り始めた。そこでガラス職人達は、先人達が残した伝統技術を研究し、新しい試みや改良を加えることで、時代の流れに即応したガラス作品を生み出していった。本作品は、そのような動向の中で生み出されたゴブレットである。
収蔵作品のご紹介:三つ口香水瓶
(18世紀後半|ロシア)
ロシア皇帝エカテリーナ2世(在位1762~1796)のために作られたこの豪華絢爛たる三つ口の黄金瑪瑙製の香水瓶には、中央部分の七宝帯文中に、謎めいた銘文が記入されている。「VOTREAMITTE ‘FAIT MA SEULFELICITE(あなたの愛は、私だけの至福を生む)」という銘文。「あなたと私」とは一体誰であったのだろうか。エカテリーナ2世の夫は、歴史上、かの有名なピョートル大帝(在位1682~1725)の孫ピョートル3世(1728~1762=暗殺される)であった。本来ならば帝位を継ぐべき筈であった夫が暗殺に遭い、その夫に代わって帝位についたエカテリーナ2世に、ピョートル3世が生前に贈った祝福の香水瓶であったのではなかっただろうか。三つの香水瓶を合わせて一体に作った三つ口香水瓶のそれぞれに、エカテリーナ2世の愛した香水が、ピョートル3世の愛とともに一杯注がれたにちがいない。
収蔵作品のご紹介:ガラス熔着装飾瓶
(6-8世紀|出土地:シリア)
5世紀に西ローマ帝国が崩壊すると、東地中海のガラス製造技術の水準は徐々に低下していく。装飾の多様性が失われていくローマン・グラスの中で最も頻繁に使用された装飾が、ガラスの粘着性を利用して紐状のガラスを容器に装飾した紐装飾や貼付装飾である。ローマ帝国の支配下にあったシリアでは、水差しの首やコップに紐を一重に巻いたものや、紐装飾を把手のように施した壺等が多く制作された。632年以降は次第にイスラム的装飾様式が主流となる。
収蔵作品のご紹介:黒絵式片手付香油瓶
(紀元前6世紀|出土地:ギリシア)
ギリシア土器は、表面に絵付けされる形式によって、時代順に幾何学様式時代(前10~8世紀)、オリエント様式時代(前8~7世紀)、黒絵式様式時代(前6世紀)、赤絵式様式時代(前5~4世紀)などに時代区分されている。この作品は鱗文が黒く絵付けされている。鍔広の口と把手は古代ギリシアの香油瓶の典型的な形式である。
収蔵作品のご紹介:イスラム・グラス薔薇水撒水瓶
(11~12世紀|イラン)
頸の付け根に熔着装飾が施された長頸瓶。このような器の多くは、薔薇から抽出した精油と水を混合した薔薇水を入れて、撒水する為に使用された。薔薇水は貴重な芳香水として、イスラム地域からアジアや西欧諸国に広まっていった。
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The Thomson MO6 was introduced in France in 1986. It featured 128 KB of RAM, a 40×25 text display, and built-in Microsoft BASIC.
It was widely used in French schools. In Italy it was sold by Olivetti as the Prodest PC128. #MuseumFromHome
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収蔵作品のご紹介:コア・グラス両手付香油瓶
(紀元前2世紀~紀元後1世紀頃|出土地:エジプト)
砂や耐火粘土等をコア(芯)として、熔けたガラスを巻きつけて装飾する「コア・テクニック」による香油瓶。コア・テクニックとは、最古のガラス器制作技法の一つである。エジプトでは紀元前15世紀後半にガラス製造が始まり、当時は金と比較される程高価なものであった。同様に希少価値の高いエジプトの香油は、美容に用いるだけではなく神への供物であり、王の副葬品でもあった。
"OPEN HISTORY ARCHIVE gathers, categorises and showcases projects that experiment with the World Wide Web as a space for communicating historical knowledge, (mainly) through visual means"
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Great #MuseumFromHome resource by Giorgio Ruggeri & Simone Ellero
収蔵作品のご紹介:コア・グラス香油瓶
(紀元前2世紀~紀元後1世紀頃|出土地:エジプト)
深い緑色のガラス素地に黄色いガラス紐を巻き付けて、下から上に向かって引っ掻いて波状文様を施している。古代エジプト発祥のアラバスターを削り出した器の形状に由来する「アラバストロン」と呼ばれる形の香油瓶。
収蔵作品のご紹介:トンボ玉」
(紀元前6~紀元前5世紀|フェニキア)
「眼」をイメージしてビーズが作られ始めたのは、古代エジプト時代のことである。中世イスラムの世界では、世の中の悪を「邪悪の眼」として信じ恐れる風習があり、身の安全の願いを込めた御守りでもあった。
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収蔵作品のご紹介:キャンデラブラム
(1877年|ヴェネチア|サルヴィアーティ工房|ジュゼッペ・バロヴィエール)
作高さ約1メートルにも及ぶ、ガラス製の大型多枝燭台。下部の台座部分と、何本もの枝が差し込まれる上部の受け皿の部分は、多色のガラス片により着彩。脚部中央には緑色の2頭の龍が装飾されている。また、うねるように伸び上がる枝は、金属の棒を芯にして、そこに長さ1.5cm程の管状のガラスをいくつも通すことにより、このような動きを可能にしている。その先に取り付けられた色とりどりの花の中心に蝋燭が立てられるような仕組みになっている。