【3話:破魂の審判】
ひずみを消して研究室に入ります。メドナム「早かったな」。
そりゃそうです、クリア済みのダンジョンという面もありますが
いわば勝手知ったる兄弟んちなんで。
妹私室レプリカに勝手に置かれた獣石像を倒すと
どうやら滅びの手本人であろう女性の声が響きます。
あーーーよかった、トーマ王子の声じゃない!
……いや、え、ふたりの魔勇者の
滅びか存続かどちらを望むかの
心の戦いの物語に巻き込まれてません?これ。
あと魔勇者さん滅びの手本人かな。滅びの剣かもよ?
クマリスさんだって護りの盾なんだし。対比だとすると……ねえ。
そうすると滅びの手(もしくは滅びの剣が)トーマ王子の可能性はまだあるなあ……
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【3話:破魂の審判】
そんなこんなで審判開始のようです。
行くべき場所のヒントとなるのが謎の地下水路のようで
無垢なる原石をかかげてコンパス?を顕現させるパズルを進んでいくと
また未完へのカギが入手できました。
いざ本チャンの行くべき場所へ……え?未完のラゼアの風穴?
あちゃー……ここフツーにこんな作り込まれるまで
マデさんにバレバレだったんですねえ。
と、いうか……え、クワおじいちゃん、
「うちの妹の私室」こんな細部まで覗いてレプリカ作り込んでたってこと?
ペペロ君ごめん、まだ言ってないけど、女兄弟持ちの男としては
君のおじいちゃんは僕に倒されても仕方ないことをしましたと言っていいと思うな。
街の1室とかじゃないもんねえ。
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