第12回日本歴史時代作家協会賞が発表されました。
「作品賞」部門は、2作同時受賞です。
村木嵐さん『まいまいつぶろ』(幻冬舎)と、上田早夕里の『上海灯蛾』(双葉社)が受賞しました。(※本年度より、近代史を扱った作品も選考対象となっています)
https://rekishijidai.com/jhwa-awards/12th-jhwa-awards/
選考にたずさわって下さった方々と、これまで上田作品を支えて下さったすべての方々に御礼申し上げます。ありがとうございました。
戦時上海三部作の他作品(『破滅の王』『ヘーゼルの密書』)と併せて、今後とも、よろしくお願いいたします。
なお『ヘーゼルの密書』(光文社)は、文庫版の発売に向けて現在改稿作業中。来年度(2024年)1月発売予定です。
【Repost】
「三田文学」No.154(2023年夏季号)にて、評論家の巽孝之さんが『上海灯蛾』を取りあげて下さっています。先行作品である『破滅の王』『ヘーゼルの密書』も紹介されています。
(リンク先は最新号のページなので、後日、別アドレスに変更)
https://www.mitabungaku.jp/quarterly0.html
【Repost】
本日発売の「三田文学」No.154(2023年夏季号)にて、評論家の巽孝之さんが『上海灯蛾』を取りあげて下さっています。先行作品である『破滅の王』『ヘーゼルの密書』も紹介されています。
(リンク先は最新号のページなので、後日、別アドレスに変更)
https://www.mitabungaku.jp/quarterly0.html
【Repost】
現在発売中の「週刊読書人」2023年7月7日号にて、川口則弘さんが『上海灯蛾』を取りあげて下さいました。
" 戦時下の中国という舞台をあえて選び、混然とした筋立てを丁寧に紡いで、人間の強さ弱さを浮かび上がらせる " と、ご紹介を頂きました。
https://jinnet.dokushojin.com/products/3496-2023_07_07
さまざまな本の書評が、「週刊読書人」のサイトに会員登録することでも読めます。こちらは無料です。
https://jinnet.dokushojin.com/blogs/review/20230707_03
【著作紹介】戦時上海・三部作
最初の短編作品は、2013年に、光文社「SF宝石 2013」に掲載され、その後、10年の歳月を費やして3つの長編作品が執筆された。いずれも、戦時上海(1930~1940年代)を主な舞台とし、作品ごとに、大陸内の他の土地、欧州、アジア各地などでも物語が展開する。
題材や主要登場人物は各作品ごとにまったく異なり、それぞれ別個の作品として読むことができる。どの作品も日本人が主人公で、物語は日本の近代史を忠実になぞりつつ、なおかつ大胆な虚構を交えながら進行する。
https://twitter.com/OfficeTripleTwo/status/1660968148596834309
#戦時上海・三部作 #破滅の王 #ヘーゼルの密書 #上海灯蛾